過去の記憶2〜お父様〜 ページ3
だいぶアルケー社での生活に慣れてきた頃、初めて外の世界に出た。
く
200年ほど前に何回も外出したんだけどね。
ヴォルフェルと一緒によくお店に行ったものだわ。
すごく楽しかったなあ。
まさか、すぐそばに居たりして…
アリス「なーんてあるわけないか…」
そう思ってたとき、誰かにぶつかった。
アリス「ご、ごめんなさい！前を見ていなくて…」
？「いえ、こちらこそ…あれ？君は…」
そこにいたのはぼさぼさの頭にメガネをかけた男性だった。
？「ようやく目覚めたんだねえ。」
アリス「……はい？」
誰？
響吾「ああ、ごめんごめん。いきなり言っても分からないよね。私は音羽響吾。君を作った者だよ。」
アリス「お父様…ですか？」
響吾「お父様かあ…娘にもそんな丁寧に言われたことないなあ。」
アリス「あなたが私のお父様？！会いたかったー！」
響吾「こんなところで会うなんて奇遇だねえ、カコ。」
カコ…って誰？
アリス「私はコンスタンツェですけど…」
響吾「私が考えたんだよ。娘の名前の最初の文字の「か」と、君の名前の最初の文字の「こ」を組み合わせて「カコ」。気に入ったかい？」
アリス「ええ、とても。娘さんが居るってことは、ご結婚されてるんですか？」
響吾「君も私の娘だろう？」
アリス「まあ、そうですけど。」
響吾「結婚はしてるけど、妻とは離れて暮らしてるよ。」
アリス「へえ、娘さん、どんな方何ですか？」
響吾「一言で言えば、しっかり者、かな？」
アリス「しっかり者…会ってみたいなあ…」
響吾「ちょうどこの町に住んでるんだよ。音羽館っていうところさ。君もそこに住めばいい。」
アリス「音羽館…でも、まだいいです。私、アルケーでの暮らしが気に入ってるんで。」
響吾「まあ、それならいいけど。」
素敵な方…
おもしろいし。
響吾「おっと、そろそろいかなくては。あ、ここで私と話していた事はアルケーの者には秘密にしておいてね。」
アリス「え、何でですか？」
響吾「まあ、ちょっと逃亡中っていうか。」
アリス「ええっ？！お父様何したんですか？！」
響吾「それじゃ、またねー！」
アリス「え、ちょっと！」
気がついたら、お父様は居なくなってた。
……人の話ぐらい最後まで聞いてよ！←
変な人。
でも、自然と嫌いになれなかった。
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キャンドル@ムジーク - ありがとうございます!これからも頑張ります! (2018年3月19日 22時) (
レス) id: 6ed125f96d (このIDを非表示/違反報告)
フローラルローズ - 読ませて頂きました！ワー君かわいかったし、夢主ちゃんもとても面白かったです！がんばってくださいね！応援してます！ (2018年3月18日 21時) (レス) id: fcc05aa07c (このIDを非表示/違反報告)
キャンドル - キャンドル@ムジーク という名前で活動させて頂いています! ド下手ですが、宜しくお願い致します!(クラシカロイド、プリパラ、パズドラクロスの3つで、クラシカロイドメインで活動しています) (2018年3月12日 23時) (レス) id: 6ed125f96d (このIDを非表示/違反報告)
フローラルローズ - キャンドルさん» すごいですキャンドルさん！ぜひ見させて頂きます！お名前を教えて頂けますか？ (2018年3月11日 14時) (レス) id: fcc05aa07c (このIDを非表示/違反報告)
キャンドル - 急で申し訳ないのですが、私、勇気を出して う、う、占ツクデビューしました!!!少し名前に手を加えていますが、興味があったら見てくださると嬉しいです!アドバイスなどあれば是非お願いします! (2018年3月11日 0時) (レス) id: 6ed125f96d (このIDを非表示/違反報告)
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