命を繋ぐフルートと歌声〜第三楽章〜

チャイワグ小説番外編！　駄「ほのぼの小説です！」オヤジなのかなんなのか〜ワー君side〜 ページ17

今日は、少し早く仕事が終わり、夕方、一人でゆっくりする時間が出来た。

何もする事がなく、暇だったので、他のクラシカロイドたちの生い立ちをパソコンで調べてみた。

ここ最近ずっと働きっぱなしだから、何かしてないと落ち着かないんだよなー。

ベートーベンやモーツァルト…まあ、その他いろいろ調べた。

どの資料も、長すぎて(まあ、興味がなかったのもあるが)途中で読むのを止めた。

だが、チャイコフスキーの資料だけは、最後まで目を通した。

なぜか、チャイコフスキーの資料を見ているときだけ、不思議な感情に襲われた。

ワー君「なんだろ…？ワクワク？ハラハラ？いや…」

何か違う…

自分の心臓に手を当てると、鼓動が速くなっているのが分かった。

ワー君「じゃあ、ドキドキ…？」

………………

いやまてそんなことない‼絶対ない‼////

誰があんな脳内オヤジ女何かにっ！////

ていうか資料の中のチャイコフスキーの肖像画ヒゲオヤジなんだよ⁉//

ワー君「これ以上考えてたら沸騰しそうだ…外の風でも浴びてこよう…」

僕は、熱く火照った体を冷やすべく、帽子とマスクとサングラスを着けて、アルケー社を出た。

ワー君「これぐらい隠さないと、ファンに見つかっちゃう…」

まあ、帽子とマスクとサングラスを着けてる子供何か滅多にいないと思うけど…

しっかし疲れたなあ…

？「ああああっ！！！おめえはっ！！」

ワー君「ギクッ！」

ヤバい…ファンに見つかった…！

ワー君「ぼぼぼぼ僕はワーグナー何かじゃあ、あああありませんからお、お引き取りください…」←

うわ何を言ってるんだ僕！

？「ああん？なにいってんだおめえ。」

後ろを向くと、お馴染みの水色の服に金髪の短い髪の少女が、エコバッグを片手に下げ、僕を睨んでいた。

……ホント僕って運悪いなあ…///

せっかく忘れようとしてたのにまた思い出しちゃったじゃないか///

チャイコ「何で顔真っ赤なんだべこのガキンチョが。」←

ワー君「うるさい！赤くないし！///それとガキンチョ言うな！」

チャイコ「ガキンチョはガキンチョだべ！おらたちを事務所から追放しやがってこのボケナス！！」

なぜこいつはいつも僕に突っかかって来るのだろうか…

ワー君「僕ナスじゃないし！」

チャイコ「おめえのせいで…おめえのせいでおらたちはああああ……うっ…」

ワー君「え？ちよっ…何で泣くの…？！」

あろうことか彼女は泣き出してしまった。

オヤジなのかなんかのか　その2　〜ワー君side〜→←ギャグきたる！

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