表 と 裏 / Y O U ページ45
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だるくんが注文したすき家のご飯を背負って
自転車に乗ること数分で、お目当てのマンションに到着すれば…
「え、待って？もうだるくん下に居るし。まさか待ち伏せ？」
『んはっ、どうもこんばんは、貴方のストーカーです。』
なんて、言いながらニヤニヤ笑って近寄ってくる。
これで通常運転だから可笑しいんだよね、だるくんは。
「ねぇ、なんか嫌だ！そのキャラ設定、怖いって！
あっ、良かった。おまわりさーん、こっちでーす！」
貴方のストーカーです、とか言ってだるくんがふざけたから
私がそれに乗っかって当たりをキョロキョロしながら
警察の人を探す素振りをしてわざとらしく手を挙げたら、
『えっ、嘘やろ？それはマジでアカンって、待って！』
とか、急にあたふたしだして咄嗟に私の手を掴むと
そのままその手を下に下げるようにしてきて、
「あはははっ！嘘だってば。ビビりすぎだよ、だるくん！」
普段やられっぱなしだからほんの仕返しのつもりだったのに
思ってた以上の素晴らしいビビり様を見れて満足した。
私がクスクス笑いながら、だるくんの背中をぽん、と叩けば…
『いや、お前な。さすがに笑えんて、今の切り返しは！
俺、危うくほんまの犯罪者になるとこやったやん』
なんて、苦笑いで言いながら私の頭に手を置いただるくんが
髪をくしゃくしゃに撫で回して、そんな突っ込みを一つ。
最近、何だかお互いにスキンシップ増えたように思うのって
私の気のせい、なのかな？＿＿＿
今みたいに頭を撫でたり、おでこ指でツン、てしてきたり
そういうちょっとした他愛の無いスキンシップなんだけど
その都度、密かに私がドキドキさせられてるの気付いてる？
ほら、今だって…
「だるくん、だるくん、あの…」
『ん、なに…？』
「いや、だから、そろそろ手を放してくれないかなって…」
『えっ？ごめん、外の騒音で聞こえんわ。なんて？』
「ねぇ、絶対聞こえたよね？だって何かニヤニヤしてるもん！」
『んふふっ、あー、クソッ、バレたか！』
" まぁ、バレちゃったし、もうさすがに無理かぁ。
もうちょい繋いでても良かったんやけどね、俺は… "
なんて、そんな事をあからさまに本人目の前にして
さらっと口に出してくるの本当にやめて欲しい。
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やよい(プロフ) - 凛さん» 素敵とか言って貰えて本当に嬉しいです。感謝！笑 このお話、長くなりそうなのでのんびり付いてきてくださいね^^ (2022年10月4日 19時) (
レス) @page36 id: d2cb7d4c05 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 作品が素敵すぎて完全に沼です笑 二人の絡みが大好きです❤ (2022年10月2日 23時) (レス) id: cf87f55bfc (このIDを非表示/違反報告)
やよい(プロフ) - nonさん» こちらこそ有難いお言葉です！一度お話書き始めると止まれないタイプなので、無理せずやっていきますね！笑 (2022年10月2日 15時) (レス) id: d2cb7d4c05 (このIDを非表示/違反報告)
やよい(プロフ) - 音翔さん» ありがとうございます！思い付きで始めてオチも何も決めて無いですが、完結できるように頑張りますね！ (2022年10月2日 15時) (レス) id: d2cb7d4c05 (このIDを非表示/違反報告)
non(プロフ) - 素敵な小説読ませて頂いてありがとうございます！めちゃくちゃドキドキします！更新が待ち切れないですが、お忙しいとの事体調等お気をつけてくださいね！楽しみに更新待ってます！ (2022年10月1日 22時) (レス) @page25 id: 0a181b56cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やよい
| 作成日時：2022年9月27日 23時
