もやもや side Sho.h ページ23
いつもどーり撮影の日はAさんがむかえにきてくれるけど
なーんかなぁ
怪しいねん
俺アホやけど、それぐらいはわかるよ
スタジオ入ってからも重岡くんの方ばっかり見てるし
その目が、重岡くんがAさんを見る時の目と似てる。
でも、だからって諦めるほど俺もそんな簡単な気持ちじゃない。
重岡くんには悪いけどまだまだアプローチはさせてもらうから
「……」
先に香水の撮影からやから、Aさんは薄いノースリの黒いワンピース
俺は黒シャツを開けて白パン
めちゃくちゃ嫌そうな顔をしてAさんは着替えた服を見つめてため息
平野「Aさん!似合ってるやん!」
「はは…この年でこんな事するとはね…迷惑かけちゃうかもだけど…よろしく」
平野「ううん!たーっくさん俺になら迷惑かけてよ」
カメラマンさんに呼ばれ俺達はセットに行った。顔を映さないようにするためAさんを抱きしめ頭と腰を支えるようにした。
その時カメラマンの奥にいる重岡くんと目が合った
すごい嫉妬してる顔
でも、今は平野のAさんだから
ごめんな
いつも一緒やねんからこれぐらいは譲ってもらう
カメラマンさんの指示で最後のカットは首元に口を寄せてって言われたから
「っ…!?」
軽く吸い付いて痕を残した
俺に強くホールドされてるから動けないから幸いカメラさんにはバレてない
「ひ、平野…あんたばか…!?」
ぼそっと小さな声で呟かれた
平野「ばかちゃうもん、Aさんが好きなだけやもん」
と小さく返した
耳が少し赤いのは
意識してくれてるってことやんな…?
113人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ごまぽんず | 作成日時:2019年2月6日 21時