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平野「Aさあーん!」
藤井「変更とかダルすぎるやろ…」
岩橋「あーもー、Aのせいでゆっくり出来なかったのに…」
と、会議室に香水担当の藤井、衣装などを担当した玄樹、モデルの平野がやってきた。
「いや、私らもわからんねん…とりあえず来るまで座ってて…」
平野「Aさん補給!」
後ろから飛びつかれぎゅうっとされている
うううっ!!!
平野も平野でドキドキするんだよ!と思いつつ玄樹に助けを求めれば
"自分でなんとかしろ"
と言わんばかりの顔。これはもう長年アイツといるからわかる。
「ひ、平野、もうすぐクライアントさん来るからいまはもうやめて?」
平野「…あかんの?」
「後で!後でな?」
平野「約束!」
藤井「A好きとか物好きやな〜。性格はええし友達には最高やけど…」
「うるさい藤井」
全員席に座り私の横には重岡が座りクライアントさんがやって来て会議が始まった。
「で、変更点というのは…?」
クライアント「ああ、それなんですけど女性モデルが実は骨折してしまい撮影に間に合わなくて…。そちらで女性モデルの手配をお願いしたく…」
重岡「申し訳ないですが、当社のモデルはみんな男性でして…」
クライアント「はい…それも分かっておりまして、…無理は承知で北見さんにやって頂きたく…」
「は…!?え、私ですか!?」
藤井「まあ、確かにAは予定やったモデルさんとあんまりスタイルはかわらん…」
岩橋「…顔映さないならいいんじゃないの?」
「いや、でも…」
クライアント「ダメでしょうか…?伺ったところ、平野さんとも仲がよろしいようなので少し凝った絡みも撮れてコンセプトのイメージにぐっと近づくので」
「……わ、かりました。その代わり顔は極力うつさないでください」
クライアント「ありがとうございます!!!」
それが決まればあとはトントン拍子で話は進み、少しだけ衣装の丈を直し撮影コンセプトを藤井と玄樹が少し考え直した。
撮影は予定とおり、明日行われる。
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作者名:ごまぽんず | 作成日時:2019年2月6日 21時