恋愛奮闘記 (ページ14)

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「とりあえず今日はこののんだくれ頼んだ。私は平野おくるわ」

平「んー平野のことAさんがおくってくれるんー？」

「そうやでー？せやからかえろーな」

平「かえるー.....。重岡くんいらんー」

「重岡はおらんから、ほら歩いて」

手を引き立ち上がらせテーブルにお金をおき

「ん、おつかれ！」

菊「あいよー」

永「重岡くんはこっちで処理しまーす」

手を振り平野の手首をつかみそのまま車の後頭部座席にしたが...

平「平野はまえしかのらんのでー」

「おまっ、力強いなっ...」

平「ふふーん、凄い？」

「こいつ、菊池並にゴリラかよ！」

諦めて隣にのせ私も運転席に座りエンジンをかけた

「とりあえず平野の家まで送るから」

平「はーい」

ふわふわしたままわらい返事をしてきた

しばらく高速を使い車を走らせ

平野の家の前に車を停め寝ている平野の肩を揺らした

「平野ー、家ついたから」

平「んんー...Aさん、きもちわる、い...」

「は！？大丈夫！？？」

平「むりー.....部屋まで肩貸してほしい」

「分かったから、ちょいまち」

慌てて近くのパーキングにとめなおし、平野の体を支えながら平野に言われたオートロックを解除して家に上がらせてもらった

平野をソファに座らせて冷蔵庫をあけ、水の入ったペットボトルを見つけたので平野に持っていった

「平野？水飲める？」

俯いている平野の顔を覗き込めば

勢いよく腕をひかれそのままソファに押し倒され

目の前にはニコニコしてる平野の顔と天井

なんだ、この状況