これが私の職場です ページ1
女の子達ならほとんど知っている
有名アパレルブランド
Johnnys
そこの営業課で働いてる私
今年でここの会社も4年目。いい感じに仕事してます。
一応こう見えて営業課の成績トップ!!!
と言いたいけど
同率でいつもいつもいつも
重岡大毅
こいつもトップ。
重「まーたお前と同率か〜」
オフィスの壁に貼られている今月の今日までの契約率を眺めていたら横に重岡がやってきた
「今月は抜くから」
重「やってみぃや。」
「その余裕が腹立つー!!」
重「まあ、俺にかったらなんか奢ったるわ」
「焼肉絶対奢らせる!!!」
ハッ、と笑い嫌味ったらしく私の頭をポンっと叩けば「外回り行ってきまーす」と鞄を持ち重岡はオフィスから姿を消した
中「あ、北見ー。」
「なんですか、中間部長」
中「この前の会議で決まった今度のコラボさせてもらうやつ、纏まったから資料デザイン課に持って行ってくれんか?この、コラボ案件取ってきたん北見やから任せたで。」
「げっ、デザイン課...」
中「んないやそう顔すんな。とりあえずちゃっちゃ行ってこい」
資料を渡され顎でいけ、と指示されたので渋々上の階のデザイン課へ向かった
デザイン課
その名の通りうちの会社の専属デザイナー達が集まった課、モデル上がりの人もいるからか顔面偏差値がえげつないぐらい高い。
私が行きたくないのは理由がひとつ
嫌味オンパレードの年下毒舌幼馴染がいるから。
元々、私は違う仕事をしていた。
職場でやりがいを感じていないのを幼馴染に話した時、「こっちに来たらいいじゃんAは営業課向いてそうだし、うちの会社女の子少ないから僻みとかいじめほとんどないよ。ていうか、Aがいじめられてるのとか想像つかないけどね」
って言われて、面接を受けたらあれよあれよで4年目。
幼馴染は高校卒業後すぐに社長のスカウトでこの会社に入ったすごいやつ。
元々被服科の学校に行っていたからその時に既にスカウトをうけていたとかなんだか...
なんて思い出していたら
デザイン課とかかれたプレートの貼られた扉の前に着いた
あああーーいませんように
少し重く感じる扉をあけ中に入った
「失礼します、営業課の北見です」
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作者名:ごまぽんず | 作成日時:2019年2月6日 21時