〜〜しないと出られない部屋｢鬼滅の刃/短編集｣

耳責めをしないと出られない部屋【竈門炭治郎】 ページ22

夢主side


私と竈門君、任務帰りに突然意識を
失い、目が覚め時には何処か知らない
部屋に閉じ込められていた



「竈門君........」


不安になった私はぎゅっと竈門君の
服の袖口を掴んで俯く

いつも竈門君は優しいから、つい
甘えたくなるんだよね、悪いとは
思っているけど


竈門｢大丈夫だ、ここからずっと出られ
ない訳じゃないから｣


｢は、ほんと！？｣


竈門｢ほんとだ！その前に、少し
いいか？｣


｢わっ｣



何故か竈門君は私をぐるりと回転
させて、後ろには竈門君、前には
壁、という状態になる


ん？んんん？



｢か、竈門君、なんかこれ、やだ｣


竈門｢何で？｣


｢んぅ、｣

びくっと反応したのには理由があり
すぐ後ろにいた竈門君が私の耳元へ
近づいてきて、息がかかるように
喋るからだ


え、おま、誰？←


｢う、ね、ねぇ急にどうしたの？
この体制恥ずかしいんだけど｣


竈門｢我慢しろ、後ちょっとの辛抱
だから、それとこの体勢........｣


やめろ！いらんこと言うな！そして
その位置で喋るなくすぐったい！！


竈門｢シてるみたいだな｣


｢うゃ、｣


めっちゃ顔が熱くなるのを
感じた、竈門君の何時もと違う声
行動、どれも私を刺激させるに充分
だった



竈門｢A、可愛い｣


またもやボソッと囁く竈門君
駄目だ、体に力が入らなくなって
きた.........


｢か、かまど、くん｣


竈門｢っ........｣



もう無理、と言おうとした時
扉が開いた音がして、全てを理解した



なるほど、そういう事ね？



｢ちょっと、お話しようか？｣


竈門｢ご、ごめん！ごめんな！俺も
悪いとは思ってたけどつい止まらなく
なって！｣


｢知らん！もういいずっと口聞かない！｣


竈門｢ごめんって！｣



べ、別に、竈門君がいつも以上に
かっこよかったからドキドキしたとか


言ってやんないんだから

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