東大王に付きまとわれて困ってます 【伊沢拓司】 (番外編)

嫉妬するから...2 ページ7

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「Aさんでも、
そういう間違えあるんですね」



『全然あるよ』









意外ですね













なんて言われるけど私はそんなにしっかりした
人間ではない。









「あの、Aさん」



『ん、何?』



「...透けてます」









言われてチラリと胸元を見ると、雨で濡れ、
少し下着が透けていた。









『あーほんとだ』



「もっと恥らいを持ってくださいよ」












と川上くんパーカーを差し出される。












「着てください」



『いーよ、悪いよ』



「目のやりどころが無いんで」











ごめんね、









と言いながら川上くんのパーカーをありがたく
お借りする。









「俺傘２本持ってるんで１本どうぞ」



『何から何までありがとう』









お言葉に甘えて傘を１本借り、
折角だからオフィスまで一緒に向かった。









『こんにちは...
あれ、誰もいないんですかね』









いつもは誰かしらいるオフィスに
人の気配はない。














まーそんな日もあるか。









なんて思いながら足を踏み入れる。









「俺荷物置きにきただけなんで帰りますね」



『あ、ごめんこれ洗って明日返すね』









川上くんに別れを告げ、
記事を書くために部屋の奥に進むと









電気が灯っている部屋を見つけた。









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嫉妬するから...3→←嫉妬するから...1 【ゆんすず様リク】

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