初めまして、親友の彼女。 ページ49
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(コロナが完全に治まった世界です)
TH side
コロナが治まってから、
また日本に来たのなら、
ジミナは、早くにも駆け足だからそれに追いかけた。
嫌だよ親友、俺を置いていくの？
そうやって笑ったのなら、
嫌そうな顔をされたけど。
そうやってたどり着いた先、
黒い髪の毛が視界に入る。
だから思わず立ち止まったのなら、
そんな彼女を抱きしめていたのは、
紛れもない、
親友だったから。
TH『初めまして、
ぼくは、キム・テヒョンです。
ジミナのしんゆーです！』
そうやって話したのなら、
彼女は微笑みながら、
俺を見るから、
思わずきょとんっ、としていたのなら。
｢飯塚Aです、宜しくお願いします。｣
ぺこりっ、と頭を下げる彼女をみたのなら、
仕方ないな、これは負けだ。
見定めてやろうとか思ったけど、
そんなの要らなかった。
そんなの、必要ないね。
TH｢ジミナは、面倒臭いよ。｣
JM｢めんどくさくないって。やめてよ、｣
｢仲良しなんですね。｣
JM｢親友だから。｣
そうやって微笑み合う2人を眺めたのなら、
なんというか、
俺も微笑んでしまう。
二人の時間を邪魔しちゃいけないなって思って、
だからこそ、
お邪魔虫な俺は退散するしかないな。
ジミナの肩を叩きながら、
笑ったのなら、
笑っていたから、幸せなら、
それでいいやって思って。
TH｢じゃあ俺は、ジョングギとご飯行くね。｣
JM｢うん、ホテルでね。｣
TH｢Aちゃんも、バイバイ。｣
｢はい、タイミングあったらご飯行きましょ！｣
へへっ、と笑う彼女だから、
ああって、察してしまう。
惚れた理由がわかる、というのか、
なんなのか。
分かりもしないけれど、
でも、わかった気がする。
そんな感じなんだ。
来た道を戻っては、
ジョングギを連れてご飯屋さんに行く。
美味しいものを沢山食べてってした、
日本の世界。
好きだよ、俺。
何もかも。
あのね、日本人。
俺は、幸せだって言えるからさ。
その話を、またいつかしようか、
ね、
ジミナ！
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miz(プロフ) - もう、めちゃくちゃ良かったです！楽しみながら読むことが出来ました！！ (2022年2月28日 1時) (
レス) @page50 id: 6ed4b49dda (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - ジミンちゃんとの文通ときめきました/// ステキなお話ありがとうございます! (2022年1月3日 3時) (レス) @page50 id: 8832d32b96 (このIDを非表示/違反報告)
MA SAKA(プロフ) - お話素敵すぎます！続きを楽しみにしてます！ (2021年11月29日 10時) (レス) @page41 id: d6bf311559 (このIDを非表示/違反報告)
Dtpnjtwtvmt(プロフ) - もう一言ですき！！！！！ (2021年10月8日 14時) (レス) @page39 id: e5b6025cac (このIDを非表示/違反報告)
hkh(プロフ) - 楽しみに読ませていただいています。言葉の雰囲気がとても好きで、何度も読み返しています！これからもご無理のないペースで、素敵な言葉を覗かせていただけたら嬉しいです。 (2021年5月9日 19時) (レス) id: f9da484c95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことり
| 作成日時：2021年4月9日 11時
