第三話 ページ3
今日は、先生はいないはずだったんだが、今、何故か私の肩で眠っている
「おかか」
おかかって否定みたいな意味だった気が…
棘くんは眉をひそめて私のもう片側に座ってきた
「ゆるしてやってくれ、じゃあ、私らは先行くよ」
パンダ先輩達に手を振る
棘くんは私をじっとみつめてくる
「ん?」
「ツナマヨ」
…ん?
好物…だよね、お腹すいたのかな
それにしても、そんな幸せそうにふにゃっと笑いながら言われると、焦ってしまう
おにぎりの具しか言ってくれないからなんとか理解しようと頑張っていると、不意に手に熱を感じる
「っ…棘くん、?」
手を握られてしまった、しかも、しっかり指まで絡めて
棘くんは、なにも発さずに満足そうに繋いだ手をみている
五条先生より、この人の方が謎かもしれない
「棘ー…僕のAはあげないよ」
先生はさっと私の右手をもって立ち上がった
その反動で棘くんとは手が離れてしまった
棘くんは寂しそうな顔をして自分の手を見つめていた
先生の手は、棘くんと違ってとても冷たい
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にき(プロフ) - うわあああああ!めっちゃいい所で、、、、🥺 (2022年8月19日 17時) (レス) @page22 id: 219a3eddad (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2022年5月15日 22時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリウム - 五条さんヤバす。(^-^) (2021年1月8日 17時) (レス) id: ee5175e3cd (このIDを非表示/違反報告)
エト(プロフ) - 凛さん» 悟さん最高過ぎますねほんと (2020年11月26日 17時) (レス) id: 744ad6965b (このIDを非表示/違反報告)
凛 - きゃー悟さんかっこいい (2020年11月26日 16時) (レス) id: 2e0d297429 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エト | 作成日時:2020年11月25日 19時