後編 ページ15
『だ、ざい君...』
『..............A。』
太宰幹部は心底低い声で私の名を呼んだ。
「ちょっ...違うんです!之は!私のドジで__んぬぅ!?」
『黙れ。』
太宰幹部の手で口は塞がれる。
執務室に私を乱暴に入れると大声で叫んだ。
『君は...首領が好いのかい?!!』
「え。」
『初めて会った時、私は君のことをよく知りたいと思ってた。
だが、私が君を知る度、どんどん惹かれていく!』
なのに...
と珍しく子供の様なそぶりを見せる。
全く。
「太宰さん。」
『君の云い訳は聴きたくないよ!!』
「太宰さん!!」
私はヒステリックな声を上げる太宰さんに駆け寄り
ちゅ
キスをした。
ぽかん。と口を開ける太宰さん。
「私も、最下級構成員の時から、貴方のことを慕って居ました。」
うふ。と笑うとぼっと顔を赤らめた太宰さん。
『え、じゃあ、さっきの...は?』
「躓いて転んでしまっただけです。」
ほら。と躓いた衝動で少し破れた布生地を見せる。
『はぁ。なんなのだよ。君は。』
「でも、太宰さんもこんなに取り乱すこと在るんですね。」
『決まっているだろう?!はぁ..』
照れながら溜息をついて居る太宰さんが愛しくて。
微笑んだ。
そのとき。
『そういえば...このドレス...露出が多いね。』
「んぁっ?!」
そう云って太宰さんは
舌を這わせた。
逃げよう!!!
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桜深 奏(プロフ) - うどんさん» そうですか… (2018年6月6日 7時) (レス) id: 9f2d58895d (このIDを非表示/違反報告)
うどん(プロフ) - どうやら最新作にURLが上書きされてしまったようです…何度もすみません… (2018年6月6日 6時) (レス) id: d550fea9be (このIDを非表示/違反報告)
桜深 奏(プロフ) - 問い合わせフォームにURLを教えて欲しいと言えば教えてくださる筈です! (2018年6月6日 6時) (レス) id: 9f2d58895d (このIDを非表示/違反報告)
桜深 奏(プロフ) - 今見たのですが、ネットの方でも作品が見れないので、問い合わせフォームに行った方がいいかもしれません。 (2018年6月6日 6時) (レス) id: 9f2d58895d (このIDを非表示/違反報告)
うどん(プロフ) - できませんどうしましょうえっと (2018年6月5日 23時) (レス) id: dfb4fe35b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うどん | 作成日時:2018年5月22日 23時