Page6前編『首領とエリスちゃんと誤解。』 ページ14
「首領。藍谷です。参上いたしました。」
『いらっしゃい。』
にこりと微笑んで此方へ来るように促す首領と、エリスちゃん。
なんとエリスに以前、ちゃん付けでいいわよ！！と云われたのだ！！やった！
『で。君に頼みたい事が在る。』
なにやら神妙な面持ちで此方を伺う首領。
ごくり
『エリスちゃんがこのドレスを着て呉れないんだ。』
「エ....」
『然しね。君と着るならOKだと云うんだよ。エリスちゃんの為に！お願い!!』
「ええええええ」
『ほら...おじちゃんのお願いだよ。』
私の父と森さんにはなにか遠い血のつながりが在り、ひいきにしてもらっている。
其れに見て？ほら、このエリスちゃんの無垢な少女の眼。
KOTOWARENAI☆
「私は..こういうふりふりした衣服は好みません..ですが少しだけなら...」
『やった〜〜！！』
---
「エリスちゃん！？？なんだ其の恰好は...嗚呼。愛しき天使よ。＿＿＿！？」
恥ずかしながらもエリスの後ろについて行く私を見て、首領は眼を見開いた。
「あ、あ。可愛いよ。Aちゃん。」
うわあ首領ガチで照れてるわ。
こっちも恥ずかしすぎる脱ぎたい。
「あのぉ...もう着替えても...
『未だ駄目！』
「うわああああああん」
『私、ケェキを食べてくるわ！もう三時だもの。』
『いってらっしゃいエリスちゃん。』
ばたん
と扉が閉まったと同時に、首領は溜息をついた。
「如何しました？」
『厭ね。ちょっと君がエリスちゃんと互角くらいかわいらしく見えてね。』
「やっやめてくださいよ！！」
『さぁ。着替えて来給え。その...君の体つきだと...露出が。ね』
ワインレッドのドレスは、背中がぱっくり開いて居て、胸元も殆ど露わになっている。
「！？////あああああ”」
私の近くに居る神様は皆悪戯好きの様で、
ガッ
「わっ！？」
『Aちゃん？！』
ドサッ
ほのかに香る香水の匂い。
「え。」
『あ。』
なんと云うことでせう
首領の上に馬乗りに成っている私。
『太宰です。参上しまし＿＿！！』
OH
ジーザス
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 336人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜深 奏(プロフ) - うどんさん» そうですか… (2018年6月6日 7時) (
レス) id: 9f2d58895d (このIDを非表示/違反報告)
うどん(プロフ) - どうやら最新作にURLが上書きされてしまったようです…何度もすみません… (2018年6月6日 6時) (レス) id: d550fea9be (このIDを非表示/違反報告)
桜深 奏(プロフ) - 問い合わせフォームにURLを教えて欲しいと言えば教えてくださる筈です！ (2018年6月6日 6時) (レス) id: 9f2d58895d (このIDを非表示/違反報告)
桜深 奏(プロフ) - 今見たのですが、ネットの方でも作品が見れないので、問い合わせフォームに行った方がいいかもしれません。 (2018年6月6日 6時) (レス) id: 9f2d58895d (このIDを非表示/違反報告)
うどん(プロフ) - できませんどうしましょうえっと (2018年6月5日 23時) (レス) id: dfb4fe35b0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：うどん | 作成日時：2018年5月22日 23時
