24.修羅場? ページ24
悠太「どうしたの!?」
A「な、何でもないよ!転けそうになったのを助けてもらっただけ!」
健十「…そうには見えないけど。」
ゔっ…だよね(汗)
剛士「おい、こいつに何したんだよ。」
楽「何もしてない。Aに話があるだけだ。」
健十「どう見ても怖がってる。」
けんくんが私の腕を引いて助けてくれた。掴まれていた腕を見ると真っ赤になっていた。
腕がもげると思うレベルで掴まれてたからな…ゴリラかよ←
というか、IDOLiSH7が空気になってるから。会話に入れなくて困ってるから。
A「ごうくん達、私は大丈夫だから…」
剛士「お前の親父だろ?こいつを追い込んだの。」
楽「…。」
健十「前に俺達の所に来て、「もう歌いたくない」って言ってた。」
悠太「あの時のAちゃん、ご飯も食べれなくてすごい痩せてたし…。」
私がデビューして2ヶ月ぐらいの時の話かな?何で無関係の楽先輩に言うの…。
剛士「お前の親父に言っとけ。純粋に音楽が好きな奴を追い込んで楽しいかってな。」
楽「…。」
剛士「行くぞ。」
けんくんに手を引かれて歩き出す。
歩いてる途中、さっきのごうくんの言葉を思い出して涙を流してしまった。
剛士「な、何で泣いてんだよ。」
A「ごうくん、優しくなったなぁって…。」
剛士「はぁ!?」
悠太「泣かせたのは変わりないけどね!」
健十「これで何回目だよ。」
剛士「うっせぇな!」
私の楽屋の前に着いて、ゆうくんが私の頭を撫でる。
悠太「僕達、待ってるから落ち着いたら一緒に帰ろ!」
A「うん、ありがとう…。」
楽屋の中に入ってすぐ着替える。泣いてばっかじゃ皆に心配かけちゃう。泣かないようにしないと!
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作者名:はくまい | 作成日時:2019年5月24日 3時