最強の殺し屋は転生して鬼狩りするんだって。壱

44話 めんどくさい事になったぞ… ページ46

しのぶ「竈門君、肺を圧迫されている状態で呼吸を使うと血管が破裂しますよ。」



天元「血管が破裂！！いいな響き派手で！！よし行け！！破裂しろ！！」ﾊﾞｯ



よし、頭からやっと手離したな？一旦起き上がって体制を…



ﾑｸﾘ『…』



天元「あ、離しちまった。」



遅いわボケ。



『…ｺﾞﾌｯ』ﾎﾞﾀﾎﾞﾀ



天元「なっ！？」



炭治郎「っA！？まさかまた！！」



『…ｹﾞﾌｯ』ﾎﾞﾀﾎﾞﾀ



しのぶ「Aさん！？まさか…」



禰豆子「…！？」ﾊﾞｯ



実弥「…あ？」



よし禰豆子、こっち向いたな。



天元「おい！大丈夫かっ！？」



『…うるさい、耳元で騒ぐな…もうこの体はもたない……長時間糸で吊るされて筋肉が破壊されているからな……もう死ぬ。』



しのぶ「Aさん！」



禰豆子「…」



そうだ禰豆子、そのまま私に興味をしめせ。



実弥「おい！その女じゃなくて俺を！！」



『…ｺﾞﾌｯ』ボタボタ



炭治郎「A！！」



禰豆子「！？」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ



実弥「っは！！ほらな！！」



『おい駄目だ禰豆子、こっちに来たら太陽光で燃えるぞ…！！』



駄目だ駄目だ、あの実弥というやつが禰豆子の頸を斬ろうと刃を振るっている。


禰豆子が私を心配してこちらに走ってきてる。


この体ももう使えない。となると、これしかないな。



『っ！！』ﾊﾞｯ ﾄﾞﾝｯ



スパンッ



誰の頸が飛んだ？？？



実弥「…は？」



「「「「「「「「！？」」」」」」」」



炭治郎「ｯA？！」



視界が揺れてる…となると頸を斬られたのは私か。


禰豆子ちゃんを床に押し付けるの間に合ったな。


そのせいで禰豆子ちゃんがいた場所に私が入ったと、左腕しかなくて加減がわからなかったか…


それで斬られてしまったな、予想外だ。



ﾊﾞﾀﾝ 『…』



実弥「…おい！！なんで入ったんだ！！」



トンっ



地面に落ちた頸だけで様子を伺う、なるほど、皆驚愕してるな…私はまだ生き返りをしてないから目は使える…が喉を斬られたから喋れん。



しのぶ「…なんて…ことを」



伊黒「…っおい宇髄！！なぜ黒山Aを離した！！」



天元「っ！？」



？「…よもや…なんてことだ」



ははは、罪の押し付け合いが始まったぞ、醜いぞ人間。



炭治郎「…A…？A……死んだ…のか？」



おや炭治郎、なんだその顔は、絶望の顔だ。



禰豆子「…」ｽﾞﾙｽﾞﾙ



禰豆子が頸と右腕の無い私の体に…

45話 皆の前で生き返りをして頭くっつけたら驚かれたよ→←43話 禰豆子ちゃんに何すんねん実弥さんよぉ

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