最強の殺し屋は転生して鬼狩りするんだって。壱

40話 もしかしたら伊黒って人はツンデレなのかもしれない。 ページ41

炭治郎「っ…鱗…滝…さん！？」



『おはよう炭治郎。よく眠れたか。』



炭治郎「…A…」



『“解除”』ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ


？「…(また喉に電流が走った、見間違いではない。)」



？「お前…派手に凄ぇ声だな。」



『あぁ、この声は私と炭治郎の育手の人の声だ。』



しのぶ「…Aさん、あなた…」



義勇「おいA、お前その声。」ｸﾞｲｯ




『おわっ！？……なんだ義勇、また迷っているのか。』



義勇「っ！？おい…その喋り方はっ…」



『…え……あれ、私また…』



この喋り方は誰だ……知ってる人の喋り方なんだけど…誰か思い出せない…



無一郎「A、この人と恋仲なの？」



『え？なんで？』



無一郎「だって2人とも名前で呼びあってるし。」



『…は？』



え、なんだよ、他の人たちもこっち見んなよ。いや違うから！！勘違いしないでっ！？！←いきなりのキレ




『違うからね無一郎。やめよ？』




炭治郎「…A？ここは？それに大丈夫なのか？」




『炭治郎、私は大丈夫だよ。』




隠「何が大丈夫だよ、死ぬところだったくせに…」



おい余計なこと言うな。



炭治郎「…本当か？A…」



『あぁ、だが別に死ぬつもりだったからいい。』



炭治郎「っA…」



『ははは、そんな顔するな炭治郎、君のせいじゃないからな。』




炭治郎「だかっ…ｹﾞﾎｯ…ｺﾞﾎｯ…」



しのぶ「水を飲んだ方がいいですね。顎を痛めていますからゆっくり飲んで、話してください。鎮痛薬が入ってるため楽になります。怪我が治ったわけではないので無理はいけませんよ。」



ｺﾞｸｯ ｺﾞｸｯ



『炭治郎、禰豆子の事について話した方がいい。』



炭治郎「…俺の妹は鬼になりました。だけど人を喰ったことはないんです。今でも、これからも。人を傷つけることは絶対にしません。」



伊黒「くだらない妄言を吐き散らすな、そもそも身内なら庇って当たり前。言うこと全て信用できない、俺は信用しない。」



『…人が喋り終わってないのに口を挟むな。それに炭治郎は怪我人だ、無理して喋ってる。君は子供に無理をさせてまで文句を言うのかい？』



？「だからお前は、ちょっと黙ってろ、な？」ｸﾞｲｯ




『ぐぇ……おい降ろしてくれ、喉がいたい。』



猫みたいに扱いやがって。こちとら一応怪我人だぞ？



？「駄目だ、どうせまたいらんこと言うだろ？」



『…派手しか取り柄のないヤツめ…(((ﾎﾞｿ』

41話 勝手に柱合会議に参加させられてたらしい…→←39話 隠の人が炭治郎起こせとか言うから声真似したよ。

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