最強の殺し屋は転生して鬼狩りするんだって。壱

37話 やべぇ本部に連れてかれる。 ページ38

？「……」 ﾊﾞｯ



(っまじか早いなっ！！)



炭治郎「Aっ俺を置いて逃げろ！！」



そんな事するわけないだろう。

君はあの時私に置いてくわけないだろうと言ったな。

なら私も置いてくわけないだろうが。



という意思表示も兼ねて2人をもっときつく担いだ。


もちろん苦しくないように。



？「……」ﾋﾞｭｯ



『……っ…』



顎の力が無くなってきた。箱で視界が狭い。


次の攻撃は当たるな。


トランスフォームで化け物になって逃げようかと思ってたが…



鴉「伝令！！伝令！！炭治郎･禰豆子･A 三名ヲ拘束！！本部へ連レ帰ルベシ！！」



鴉「炭治郎額ニ傷アリ！！竹ヲ噛ンダ鬼禰豆子！！右腕ガ無イA！！拘束シテ本部へ連レ帰レ！！」



ｿﾞﾛｿﾞﾛ



(あぁこれはもう逃げられない。とりあえず箱を降ろして禰豆子を入れよう。)



？「あなた、A？」



『あぁそうさ、右腕がないAだったか？』ニヤ



？「……」



あの鴉喰ってやろうかなぁ。不味そうだからいいか。



そしてなんか忍者みたいな奴らがめちゃくちゃ来たんだけど。隠ですとか言ってくるんだけど知らないんだよね私。



隠「力持ちだね。私達が運ぶから大丈夫。」



『…いい、私が運ぶよ。』



隠「でもっ右腕の出血が…それに全身血だらけで…」



無理をしたから傷が開いたんだろう。

だが炭治郎の意識が落ちてるんだよ。

心配だ。



『心配するな、どうせもう死ぬ。』



隠「っ…君は命令で本部へ送り届けなければなりませんっ…死なれては困りますっ。」



『震えてるな、私が恐いか。』




隠「君は子供なのに…死ぬのが恐くないの…？」



『…死ぬのが恐い…か、そんな感情は私には不要だ。』



『どきなさい、私が運ぶからいい…っふべ…！』ﾄﾞﾃﾝ



後ろから手刀落とされた。



隠「何言ってんだ馬鹿かお前！！命を無駄にするなよ！それに自分の事もっと大事にしろよ！！」



くそ、炭治郎を落としたし私も倒れてしまったじゃないか。



『…お前顔覚えたからな？』



隠「…はいはい、とりあえず寝ろお前は、本当に死んじまうぞ。あっしのぶ様ー！！こいつ死にそうなんですー！！」



ぁ…意識がまた途切れる……炭治郎も落としちゃったし……私は死んでも大丈夫なんだけどな……

自分の事をもっと大事にしろよ。か。

そうだな、死んでも生き返るからいいと思い行動したからな。



だが人造人間は捨て身の殺し屋だ。


別に良いだろ。

38章 怖い大人に沢山囲まれたし話しかけられてるよ。→←36話 蝶々みたいで優しそうなお姉さんだと思ったらただのサイコパスだった件について。

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