【第五人格】予言師君はまだ子供〔男主〕

Survivor ページ16

美智子様は僕をサバイバーの屋敷に帰らすのを酷く惜しんでいましたが、ジョゼフ様に送られて無事戻ってきました。

気づけばもう外は暗く、時計を見れば午後7時。
夕食の時間です。

急いで食堂へ向かうともう既に食事をなさってる方が…


エマ「こら！つまみ食いしちゃダメなの！！」

ウィリアム様とナワーブ様がご注意されましたね。
どうやらまだのようです。


人が少ないと思ったら、どうやら2on8に行ってる方が、まだいらしてないようです。
その他にも通常の人数での試合に行っていて、とても少ないですね。

エミリー「A、配膳を手伝ってくれない？」

A「！はい、かしこまりました！」


手を出すわけには行かないので、両腕で１つだけ食器を持って1人1人の席に置いていく。

出来たてならではの暖かさが体に伝わります。


作業は苦ではなく、数回繰り返した、その時…

「………」

A「っ…！！」


ガシャンッ、パリンッ…


足をかけられ、転び食器を落としてしまいました。

「手を出したらどうだ。それでは効率が悪い。」

A「も、申し訳ありませんライリー様…！」

それでも、腕を出すわけには…

ライリー「俺の話を聞いていたか？腕を出して配膳しろ。」


弁護士ことフレディ・ライリー様は所々体を隠している僕が気に入らない様子です。

エマ「ライリーさんやめるなの！」

エミリー「A!怪我はない？」

ライリー「チッ、どいつもこいつもこんな奴の面倒なんか見やがって…」

パトリシア「…流石に酷いぞライリー。お前大人だろ？」




………


A「これで、満足ですか。」

abnormality-異常-[2]→←Continuation

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す