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いやほんと。気まずいよ。え?なに?拷問?




「ジョングクの女?あれ、でも指紋認証できる訳ないよね?お前誰?」


にこにこしながら近づいてきた。無理無理。まじ無理。め、めっちゃイケメンだけどむり。



『あ、いや、わ、私はその……ゆ、誘拐された身で、』

「は?頭沸いてんの?」

『ほっ、本当なんですって、じょ、ジョングクさんに誘拐されたんですって』


口角を上げた。私は確かに見た。ゾゾっと悪寒がしたけれども逃げ場が無かった。こういう時のために壁に穴を開けるか天井に上がれるハシゴを改築しておくべきだった。



「……へぇ、言ったね?」

『い、言いましたけど』


「じゃあジョングクに連絡するけど。」

『ってかまず貴方は……』

「人の家に勝手に入ってる不審者に名前教えたくない」

『大ブーメランじゃないですか!!』



今更だけどなぜ勝手に入れるんだよ。指紋認証ですよね。あ、じゃあ友達……。

だとしたら私もう弁解の余地なし。死刑。終わった。



「もう、じゃあそっちが先に名乗ってくれたら言ってあげてもいいけど」

『きっ、キム・Aです、キムです』

「キムさん?あーおけおけ、韓国じゃゴミみたいにいる苗字だけど」


腹立つなこの人。笑いながらいうなよ。タピオカにすんぞ。目の中に指突っ込んでやろうかとも思ったけれどもまずは名前を聞くしか無い。




「パク・ジミン。」

『…言うてパクさんもいっぱい居るじゃないですか……』

「は?なに?人の名前侮辱する気?はー無いわぁ…」

『ジミンさんって頭悪いんですか!?』

「あは、これでもソウルでは偏差値高い高校通ってますけど♡」



クソう。殴りたい。でもイケメンだから殴れない。とんでもクズだけどイケメンは許されると今初めて知った。確かにクズなイケメンの主人公は美味しいけれども現実になるのは結構だ。

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ジョングク
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たまのんち - ジンさんメインのお話書いて欲しいです…。いきなりすいません!いつきさんの作品大好きです、ファイティン! (2019年7月23日 9時) (レス) id: 11b0bd599c (このIDを非表示/違反報告)
ユ ウ(プロフ) - 今回も人間味深い話でした。。次回ジミンちゃんの恋が実る話を期待しても良いですか…? (2019年7月14日 23時) (レス) id: 0fa0ce548c (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(かなりのグクテテユンギペン) - もう最&高しか言いようがない!です! (2019年7月6日 21時) (レス) id: 60bba2aec4 (このIDを非表示/違反報告)
バブみ。(プロフ) - この物語大好きです!その後とか見たいです!これからも頑張ってください!応援しています! (2019年7月6日 18時) (レス) id: 3a95b17b6c (このIDを非表示/違反報告)
バブみ。(プロフ) - この物語大好きです! (2019年7月6日 18時) (レス) id: 3a95b17b6c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いつき x他2人 | 作成日時:2019年2月11日 12時

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