episode13 ページ16
ダリ「A今度出張に行くからついてきてほしいんだけど、ほら教師としても成長できるし....
ちなみにもうホテルは取ってあるよ」
『拒否権もとからないじゃないですか』
急な提案でついていけないんですけど!
まず、どこに?いつ?何日間?どうやって行くの?
大事なところが全部抜けてる!
ダリ「じゃ荷造りよろしく」
『丸投げですか!』
なんか初っ端からツッコミつかれた
とりあえず荷造りをしっかりやって
あっちなみに兄さんの荷物はしっかり自分ではやらせました
そして、出張に行く日
ダリ「よし、行こう!」
『待ってください..その格好で行くつもりですか?』
兄さんはどこで買ってきたのか知らない僕の妹最高T−シャツを制服の下に来ていた
ダリ「え?行くけど」
『...⦅チェルーシル⦆』
私は魔術で兄さんの服をいつものに戻して馬車に乗った
ダリ「なんで戻すのさー」
と駄々をこねる兄さんをほっといて
ダリ「ひどいな〜じゃあ気を取り直してしゅっぱーつ!」
『はいはい』
ダリ「適当!」
でも少し楽しみにしている私だった
_____
泊まるホテルに着いたのはいい
でもね
『なんでベットがでっかいの一つしかないの?』
ダリ「えへ♡ツインとダブル間違えちゃった!(大噓)」
全く、兄妹だったからよかったけど違ったら大問題だからね
ダリ(な〜んて考えてんだろうな〜、まあそうだよね〜ちょっと残念)
『兄さん、今度からはきをつけてくださいね他の人に迷惑はかけないでくださいね』
ダリ「はーいA先生〜」
そうやって会話してるともうすぐ出張先に行く時間
『行きますよ、兄さん』
ダリ「ほんとしっかり者なんだから」
『兄さんが緩いんです』
ダリ(もし、もし兄妹じゃなかったらもう少し意識してもらえたのかな、
こいうことだって照れてくれたのかな、付き合ってくれるのかな?)
ダリ「なんてお兄ちゃんだろう...」
『?、なんか言いました?』
ダリ「いいや、なんにも」
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作者名:杏仁玉子 | 作成日時:2023年3月30日 18時