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『あ、ねぇキヨくん！』
私は、ソファーに倒されたままキヨくんに呼び掛ける。
キ「ん？なに？」
同じくキヨくんも、私の上で答える。
『明日、服買いに行きたいんだ。…だから、一緒に行こうよ！』
キ「服か……そうだな、そろそろ寒くなってきたし。買いに行くか」
『やった！』
起き上がって、どんな服買おうかなーと自然と男性用のファッション誌に手を伸ばす。
だが、その前にキヨくんにひょいっと取られてしまった。
『あっ』
キ「おい、何男物探そうとしてんだ」
『うぐ……』
バレてる……。
キ「お前、もう女物しか着ないんじゃなかったのかよ？」
『……やっぱり私には男物しか似合わないんじゃないかなって思って。』
キ「………はー、」
ちょっとの沈黙の後、キヨくんに溜息を吐かれた。
キ「……お前、もう男物は似合わねぇと思うぞ。」
『……でも、』
キ「そもそも、お前は女なんだからさ。そんな目立つ胸見て「わー、男物似合うー！」なんて言う奴居ないだろ。」
『ちょ、目立つ胸って……！』
キ「だってホントの事だし。」
『……む、わかったよもう！ち、ちゃんと女物着るよ…』
キ「よし、いい子だ。」
頭を撫でられ、単純な私は素直に喜ぶ。
『……でも、私って下は短パンしか持ってないよね。』
キ「お、じゃあスカート履けよ！」
期待の眼差しをこちらに向けるキヨくん。
『えー…恥ずかしいから嫌だなぁ…。』
キ「いーじゃん！絶対似合うって！」
なぜそんなにスカート履いた姿が見たいのかは知らないけど、ものすごい履いてほしいアピールされてる……
『ま、まぁ、買いに行って良いのあったらね…』
私は、それだけ言ってそそくさとキッチンへと逃げた。
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狐羽(プロフ) - おかかさん» ありがとうございます！（笑）そう言っていただけるととても嬉しい限りです！ (2016年10月1日 21時) (
レス) id: e6c241ef63 (このIDを非表示/違反報告)
おかか - 今私の頭の中(何この癒される(バ)カップル( ^o^)<ン“ン“ン“ン“ン“)と、なっております(笑) (2016年10月1日 20時) (レス) id: b950937163 (このIDを非表示/違反報告)
狐羽(プロフ) - 花さん» ありがとうございます…(´；ω；｀) (2016年8月19日 8時) (レス) id: e6c241ef63 (このIDを非表示/違反報告)
花 - えっ。面白い(真顔) (2016年8月19日 4時) (レス) id: e5a110fb49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狐羽 | 作成日時：2016年8月7日 14時
