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『……キヨくん。』
キ「……ん?」
少しずつ寒くなってくる時期になってきた。
……でも、なぜか私の体はとても熱くて。
風邪じゃないのに、何でだろうね。
『……結構泊めてもらっちゃって、なんかごめんね。でも、とっても楽しかったし、長い時間キヨくんと一緒に居れて嬉しかった。』
もう少しで家に着いちゃうから、寂しい気持ちを抑えてお礼を言う。
『…もっと、一緒に居たかったなぁ……なんて。』
『…そんなの、できるわけないのにね。えへへ、』
抑えても抑えても、大好きな君の横顔を見てたら、この寂しいって気持ちは抑えきれなくて。
どんどん、言葉になって零れていく。
私が勝手に1人で落ち込んでいると、急に車が停止した。
『?キヨくん、着いたの?………ッん、』
顔を上げてキヨくんの方を向いた途端、顎を持たれて深めのキスをされる。
『ん、っふ……き、よくっ、』
すごく長くて、息が続かなくなったところでやっと離してくれた。
キ「ッは……無理じゃ、ねぇよ?」
『……え…?』
キ「……お前が俺と一緒に居てくれるなら、住んでもいいって思ってくれてるなら。」
キ「……俺の家で、一緒に暮らそう。」
ふっと柔らかく笑ったキヨくんが、とってもカッコよく見えた。
……そんなの、断れるわけないよ。…いや、断りたくない。
『……っ、うん…!キヨくんと一緒に住む!』
ーーーー
ただ、イチャつかせたかっただけです。
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狐羽(プロフ) - おかかさん» ありがとうございます!(笑)そう言っていただけるととても嬉しい限りです! (2016年10月1日 21時) (レス) id: e6c241ef63 (このIDを非表示/違反報告)
おかか - 今私の頭の中(何この癒される(バ)カップル( ^o^)<ン“ン“ン“ン“ン“)と、なっております(笑) (2016年10月1日 20時) (レス) id: b950937163 (このIDを非表示/違反報告)
狐羽(プロフ) - 花さん» ありがとうございます…(´;ω;`) (2016年8月19日 8時) (レス) id: e6c241ef63 (このIDを非表示/違反報告)
花 - えっ。面白い(真顔) (2016年8月19日 4時) (レス) id: e5a110fb49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:狐羽 | 作成日時:2016年8月7日 14時