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…皆私が作ったご飯全部食べてくれて、その上沢山褒められてしまった。
嬉しい事この上無いけど、やっぱりちょっと恥ずかしいよね。
……でも、そんな皆はもうとっくに帰ってしまっていて、私ももうすぐ帰る予定。
……ちょっと寂しいけど、これ以上お邪魔してるわけにもいかないし。
『…キヨくん、服洗濯させてくれてありがとうね！』
この前買ってもらった服を着て帰ろうかと思ったけど、なぜかキヨくんに「帰りは男物の方で帰れ」と怖い顔で言われたので、久々にこの恰好をしている。
キ「……おぉ、その姿久しぶりだな。」
『だよね……でも、サラシ巻くの忘れちゃった。』
キ「……そう考えると、(人1)ってなかなか胸でか」
『…キヨくん？』
なんて事言うんですか……全く。
キ「…いいだろ別に。男は皆そういうものだぞ。」
『……でも恥ずかしいからダメですー。』
キヨくんの横をスルリと抜け、荷物を持つ。
『…じゃ、私帰るね！』
キ「…あ、ちょっと待て。」
玄関に行こうとすると、パシッと手を掴まれた。
『…どうしたの？』
キ「…やっぱり心配だから、送ってく。」
『…そんな、大丈夫だよ？』
キ「いいから。……その、ギリギリまで一緒に居たいし。」
『！……そっか、わかった。じゃあ、お言葉に甘えちゃうね。』
キ「おう、ちょっと待ってろ。」
『……え、歩いて行くんじゃないの？』
キ「暗いし、ここからだとちょっと距離あるだろ？だから、俺の車で送ってやるよ。」
『……へ、キヨくん車持ってるんだ…。』
キ「おう、一応な。」
『凄いね！カッコいい…！』
家族とか、女友達の子の車にしか乗った事なかったから、なんていうかその、ち、ちょっと恥ずかしいよね……。
キヨくんは、私に笑ってから自室に鍵を取りに行った。
『…きっと、カッコいいんだろうなぁ。ふふ、』
キ「…よし、行くか……って、お前何1人で笑ってんだよ。怖いぞ」
『へっ！？あ、いや、なんでもないですよ…あ、あはは…！』
キ「？……ほら、こっち。」
部屋を出て、手を引っ張られて連れてこられたのは、マンションの地下にある駐車場。
そこにあったのは、黒色の車。
『…これが、キヨくんの車？』
キ「おう。ほら、乗れよ。」
『とってもカッコいいね。……って、あ、ありがとう…。』
スッと助手席の扉を開けてくれるあたり、やっぱりキヨくんは優しいんだなって。
……でも、それより車の中がキヨくんの香りでいっぱいで、なんだか顔が熱くなっちゃうよ。
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狐羽(プロフ) - おかかさん» ありがとうございます！（笑）そう言っていただけるととても嬉しい限りです！ (2016年10月1日 21時) (
レス) id: e6c241ef63 (このIDを非表示/違反報告)
おかか - 今私の頭の中(何この癒される(バ)カップル( ^o^)<ン“ン“ン“ン“ン“)と、なっております(笑) (2016年10月1日 20時) (レス) id: b950937163 (このIDを非表示/違反報告)
狐羽(プロフ) - 花さん» ありがとうございます…(´；ω；｀) (2016年8月19日 8時) (レス) id: e6c241ef63 (このIDを非表示/違反報告)
花 - えっ。面白い(真顔) (2016年8月19日 4時) (レス) id: e5a110fb49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：狐羽 | 作成日時：2016年8月7日 14時
