ヨコハマの夜兎ガールは今日も元気です！【文スト×銀魂】

夜兎ガールと少年の理由 ページ8

『ゴクゴクゴクゴクゴク⋯⋯⋯






はぁ〜美味しかったぁ〜』

久方ぶりにお腹が8分目位まで満たされた




｢そんな莫迦な⋯⋯たった3分で完食なんて⋯⋯｣

｢途中から量も増やしたのに⋯⋯⋯｣

店員達が騒いでいるのもそんな事気にしたら､私は飲食店でご飯を食べる事は出来ない
其れに加えて､此の状況は慣れている




｢んぐむんんねぬ!｣

『いや〜慣れてるからネぇ』

隣で未だ茶漬けを頬張っている敦が此方を向いて目を輝かせた




え､照れる←←


｢んぐむぬ?｣

｢だから仕事だ!!俺と太宰は軍警察の依頼で猛獣退治を──｣

｢君達なんで会話できてるの?｣

『逆に何で分かんないの?』

｢｣





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｢はー食った！もう茶漬けは十年は見たくない！｣

｢お前⋯⋯⋯｣

敦は膨れたお腹を抑えてとても満足そうだ
無論､国木田の顔に怒筋が出来たのは云うまででもない

｢いやほんっとーに助かりました！
孤児院追い出され横浜に出てきてから
食べるものも寝るところもなく
⋯⋯⋯あわや斃死かと｣

｢ふうん君 施設の出かい｣

｢出というか⋯⋯⋯追い出されたのです
経営不振だとか事業縮小だとかで｣

『え何それクッソ塵じゃん』←

｢それは薄情な施設もあったものだね｣

敦の話には恐らくどんな無神経な奴でも同情はするだろう






⋯⋯⋯否､乱歩(彼奴)が居るか←


｢おい太宰俺たちは恵まれぬ小僧に慈悲を垂れる篤志家じゃない。





仕事に戻るぞ｣


『(うわ〜冷てぇヨ)』←

そんな薄情な発言をした国木田に取敢えず冷やかな目線を送る

｢御三方は⋯⋯何の仕事を？｣

｢なァに



・



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探偵さ｣


『うわ､ドヤ顔じゃん怖っ!!』←←

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