ヨコハマの夜兎ガールは今日も元気です！【文スト×銀魂】

夜兎ガールと賞金 ページ42

｢じゃ私たちは？｣


太宰は私のことも指さしながら
胡散臭い笑みを浮かべた




ボキッ

｢あﾞあﾞあﾞあﾞあﾞっ!!!?｣

太宰の指が曲がっては行けない方向に曲がる←
曲げたのは誰であろう








『人に指を向けるナ､愚か者め』



___________________奴である



｢何で折るのっ!!?ねぇ何で折るの!!!!???｣

太宰はヒステリックに叫ぶ
しかし私は真顔で



『私の故郷じゃ､つまんない冗談を云う奴は
指を折られるの』←


かなり無茶苦茶な規則だって？
無茶苦茶な故郷じゃ仕方が無いじゃないか



｢お巡りさん!!この人サイコパスを超えた只の不審者です!!
捕まえて下さい!!!｣←


『口調迷子だぞ。お前がお巡りさんにお世話になれば？』




それに指は関節を外しただけだから､戻せば大丈夫だヨww



｢君の所為で話がずれてしまったではないか




敦君､私とAの前職は中てられるかい？｣

話題を戻し敦に尋ねた



無論指は向けていない←


｢太宰さんとAちゃ･･･じゃなくてAさんは･･････｣

私たちふたりを交互に見つける





｢(想像もつかん･･････！)｣

私たちの前職は分からなかったようだ


｢無駄だ小僧。武装探偵社七不思議の一つなのだ
こいつらの前職は｣


『社長と乱歩は知ってるけどネぇ』


届いた紅茶に軽く砂糖とミルクを入れ､
かき混ぜながら口を開いた。


｢最初に中てた人に賞金が有るンでしたっけ｣


｢そうなんだよね。誰も中てられなくて懸賞金
が膨れあがってる｣

谷崎の質問に応えた太宰は茶を掻き回していた
スプーンをパクりと舐める




｢俺は溢者の類だと思うが､こいつらは違うと云う

しかしこんな奴らが真面な勤め人だった筈がない｣
『一緒にしないで(真顔)』

国木田の言葉に全く間髪入れずに
今までで1番死んだ目をして応えた。


｢ちなみに懸賞金って如何ほど｣

｢参加するかい？章典は今──────









──────七十万だ｣


｢!!!!!!!｣


中島は目の色を変えた。



｢じゃ､じゃあAさんも賞金が!!!?｣




『いや別に』←

バッサリ敦の言葉を切り捨てた。
だって社長と乱歩知ってるんだもん

それに_______________



『だって金欠なんて、慢性の頭痛みたいなものだヨ？
私はそれと持ちつ持たれずで生ぬる〜く
付き合っていかなきゃ行けないの』←






そして､云ってて思った__________________









なんの格言だヨこれ

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