【実況者】あの地味子、実は【wrwrd】 (ページ3)

今日:13 hit、昨日:28 hit、合計:273,979 hit

◇1限目◇ ページ3

……あぁ、退屈だ。実に退屈だ。
何故僕がこんな高校に通わねばならないんだ。
確かに彼処に居たら勉強出来ないんだけど、此処(我々校)の勉強もすぐ追いついたから退屈なんだ。まあ、歴史以外は。←
歴史はいいんだよ！ウェル達居るし！←

…今困ってるのは歴史じゃない。無理矢理入らされたこの我々校の生徒会だ。何なんだこの資料。間違いがあり過ぎてやる気も失せる。
なんだこれ……会費くらい間違えるなよ。

何、「合費」って。何合体してんの。

コネ「あっ！トントン！此奴…過ぎてる資料持ちっぱやで！」ｺｿｯ

んで、何でこいつと同クラスなんだよ。
トントンさんも一緒だし。フザケ。

『……僕、バックれるんで。ヨロ』

コネシマさんのとこに資料を置き、カバンを持って授業中だが、(窓から)教室を出る。まあ、勿論、担当の先生は怒っている訳で……。

「コラー！またサボりか！笹谷！」

『サボりー( ˙-˙ )』

煽って帰る。どうせ、サボっても歴史以外は何とかなる。

それはいいとして、さっさと帰ろ。どうせ、仕事が沢山たまってるだろうし。

ウェル《Aー、もう帰ってくる？校長の仕事沢山来てるよ。あと、先生が寂しがってる。》

『《……もしかして、ライアー？》』

ライアーって人は僕より10歳年上の男性教師で、僕のお兄さん的な存在。まあ、血の繋がり無だけど。

ウェル《そ！ライアー先生のシスコン、また発動してるから早めに帰らないとまた発作がｗ》

発作とは、我々校に殴り込みに行くとか言い始めることなんだけど……発作てｗｗｗ

『りょーかいｗ今行くわ。』

僕は後ろの気配に気を付けながら木の枝を伝って素早く移動し、影の中に入った。
影の中に入ればこっちのもんだし、変装を解いても誰にもバレない。だから今のうちに普段着に着替える。
……このお面とトレーナー気に入ってるんだよねー。←

◇