ギフト19 指は葉巻に ページ20
Aの頭の箱を貫通して、糸が頬を切る
しかし、そんなことで動じるAではない
しっかりと、オーナーとしての責務を果たす
『＿＿＿いくらお客様といえど、いただけませんね、ドフラミンゴ様』
「フフフッ……なんだァ…その気か？」
ドフラミンゴは余裕の様子、しかしAも決してピンチではない
戦うことが出来ずとも、できることはある
『今日はもうお引き取りください。そちらのロブスターは特別に差し上げます』
「誰に向かって口聞いてやがる？小僧」
『おや聞こえなかったのでしょうか。わたくしは、どうかお引き取り下さいと、お願いしているのです』
「口の利き方がなってねェようだなァ」
ドフラミンゴの額に青筋が浮かぶ
それと同時に、Aの堪忍袋の緒も、ぶち切れる
『客でないのならばさっさと去りなさい！わたくしは海のクズに用はない！！』
「！！」
ドフラミンゴの指から鋭い糸がでる
それは一直線にAへと向かい、身体中を縛り、そして＿＿＿
ぽとっ
「…ッ！？」
＿＿＿地面に落ちた
ドフラミンゴの指ごと一緒に
「何をした！！」
ドフラミンゴが叫ぶ
『………』
Aはそれに対しては何も返さず、逆に
『ソレ、いくらで売れると思います？』
と聞いてきた
「なんだと……！！」
『わたくしの常連客によく葉巻を購入される方がいまして、えぇあなた様もよく知る殿方なのですが。こんなに腐りきった男の指で作る葉巻は、彼もさぞ＿＿』
＿＿＿喜ぶことでしょうね
「ッ！！」
Aはドフラミンゴの指を拾い、その手にそっと添えて自身の手を重ね、念じると手は元通りになる
「お前＿＿＿！！」
『それでは、本日はお引き取りください。ロブスターは差し上げます。次回は是非とも、普通のお客様としてお越しくださいませ！』
Aは笑顔でドフラミンゴを見送った
ドフラミンゴは＿＿＿
「＿＿＿まさかな」
今自分が考えうる、最悪の予想をしていた＿＿
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いふふぁん(プロフ) - こちらの小説を1度読んだ事があり、とても面白く心に残っておりました。それから約1年経ち、必死に探してやっと見つかりました…！！ハコさんの性格と小説自体の設定が本当に魅力的で惹き込まれました…！完結となっておりますが、是非とも続きが読みたいです…！ (1月9日 7時) (
レス) @page39 id: d3a9a324f0 (このIDを非表示/違反報告)
F - こういう雰囲気の主大好きです!続き楽しみにしてます‼️ (2022年11月27日 1時) (レス) @page39 id: 19cc797338 (このIDを非表示/違反報告)
ぺろ(プロフ) - 掌握ピエロちゃんのラストで泣いてから他の作品も４時間ぶっ通しで見させてもらってます！汗主さんのキャラとか世界観めちゃくちゃ好きです！ (2022年10月18日 17時) (レス) @page1 id: 2403205b0f (このIDを非表示/違反報告)
ぶるぅ(プロフ) - カミちゃん様からonepiece小説入りました……すごく好きです！ずっと気長に待ってます！ (2022年10月12日 7時) (レス) id: 750ae9344c (このIDを非表示/違反報告)
カミちゃん(プロフ) - 防弾チョッキ（初心者）さん» とりあえず完結にしましたけど作者の中でも終わってないです‼️‼️書けてないだけです‼️‼️(白目)気長に待っていただけると嬉しいでずーーー😭😭 (2022年8月23日 1時) (レス) id: 4e90030f17 (このIDを非表示/違反報告)
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