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ハグ ページ25
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kazuma.
「かずまくん！」
壱馬「ふっ、おいで」
自粛期間が明けて久しぶりに会って久しぶりに俺の家にお泊まり。
家に帰って荷物を置いて手洗いうがいをしてリビングに入った瞬間、カレンに呼ばれた。
今日会った時からきっと我慢してたんやろうなー。
俺はカレンをギュッと抱きしめて。
「かずまくんだー」
壱馬「うん、俺やで？笑」
「目の前にかずまくんがいて抱きしめられてるー」
壱馬「いくらでも抱きしめますよ」
とりあえずずっと立ったままっていうのも疲れるから、ハグしたままカニさん歩きでソファーに移動してソファーに座った。
しばらくソファーの上で抱きしめたまま話をした。
「私、死ぬ時はかずまくんの腕の中がいいかも」
壱馬「なんで？」
「幸せだから。死ぬ時も幸せって最高だもん。」
壱馬「確かに」
「だから私より先に死なないでね？」
壱馬「カレンが死ぬのは嫌やけど、俺がカレンを置いて先に死ぬのはもっと嫌やから、おれは長生きするで。」
「翔平とか絶対100歳まで生きてそう」
壱馬「アイツは元気やからな(笑)」
その日は久しぶりにたくさん愛し合った。
俺の隣で幸せそうに寝てるカレンの頭をそっと撫でた。
壱馬「絶対先に死なんからずっとそばにおってな」
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作者名：LALA
| 作成日時：2022年12月4日 18時
