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riku.
とりあえず一件落着して楽屋に戻った俺たち。
同じタイミングで呆れた顔したGMと清々しい顔をした佐々木ちゃんが入ってきた。
陸「えっ、何！？超対照的な顔してる！」
陣「なんかあったんすか？」
GM「いや、佐々木ってさ、清水に似てると思ってたらマジで似てて困ったわ」
「ん？佐々木ちゃんとユナちゃん似てるの？どこが？」
GM「相手が誰であろうとハッキリ言うところだよ。見てるこっちがヒヤヒヤするわ。まぁ、逆にそうじゃないとカレンのマネージャーは務まらないか。」
陸「佐々木ちゃん何したの！？」
GM「カレンに水かけた女いただろ？ステージ下でモニター見てて急に走り出したと思ったら連れ出された女のところ行って“ここにいる全員に謝れ、迷惑”とか言ってさー、あー、怖い、怖い。」
陣「おー……」
力矢「なかなか痺れますね…」
デビュー当時から一緒の佐々木ちゃん。
わりと男勝りな性格。
俺らには厳しいけどカレンには激甘。
あっ、そこはユナちゃんとは対照的。
ユナちゃんは“激甘”ではなく“適度に甘い”。
陸「あれだよね、佐々木ちゃん、韓国の一件以来前にも増してカレンに対して敏感になったよね？」
翔吾「あっ！陸さん！それ禁句！！！」
陸「あっ、やべっ！！！」
佐々木「あー、あのクソ男、マジでふざけてる。誰に手だしたと思ってんの？気安く触んなって話だよね。ていうか、気付けなかった自分にも腹立つけど、とりあえずアイツはクソ男っていうかクズ男。」
あの事件についてだいぶご立腹のようで、事件当初はまぁまぁマジで大変だった。
落ち着いたと思ってたまにこの話題にふれると佐々木ちゃんの怒りセンサーが反応するらしく、喋りだした口が止まらないし、まぁ口が悪い。
翔吾「まぁ、今日もランペクルーは平常運転ってことっすね」
陸「そうだね(笑)」
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作者名：LALA
| 作成日時：2022年10月15日 19時
