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ライブが終わってステージから降りた瞬間、メンバーに“なんで濡れてるの!?”と質問攻めされた。
そこへ玲於くんがやって来た。
玲於「おい壱馬」
壱馬「あっ、お疲れ様です!」
玲於「お疲れ様じゃねぇーよ。お前カレンと付き合うってことは少しぐらいは最悪のことも想像してたよな?まさかこれっぽっちも想像してなかったとか言わねぇよな?」
「れ、玲於くんっ!」
陸「どういうこと?」
北人「誰かに何かされたの?」
玲於「一人だけそんな濡れてるのなんて誰かがやらない限りありえねーだろ。しっかり見たよ。壱馬のネームプレート持った女がカレンに水ぶっかけてたの。」
RMPG「「「えっ(はっ)!?」」」
「玲於くん、それは……」
玲於「周りのファンもスタッフも見てるから隠しても意味ねぇだろ。公表したのはいいけど、こうやって壱馬のファンがカレンに何かするってちゃんと考えてた?」
壱馬「えっと、そこまでは……」
玲於「そこまで考えれねーなら別れろ。ちゃんとカレン守れねぇ奴には任せられねぇ。」
「玲於くん……」
壱馬「別れる気はありません。今回のことは本当にすいませんでした。また俺からファンの人にはもう一度しっかり伝えたいと思います。」
陣「あ、あの、なぜ玲於さんまで濡れてたんでしょうか…?」
玲於「そんなもんカレン一人だけ濡れてるとかおかしいじゃん。だから俺は自分で自分にぶっかけただけ。」
陣「玲於さん、かっけーっす」
玲於「ファンの管理も俺らの仕事だからね」
陣「はい、ありがとうございます」
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作者名:LALA | 作成日時:2022年10月15日 19時