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＊ ページ26
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kazuma.
突然のカレンからの別れ。
理由を聞いたけどそんなん納得できへん。
俺はそんな軽い気持ちでカレンと付き合ってるわけやない。
壱馬「迷惑なんかかけてへんから」
「これからいっぱいかけちゃうから」
壱馬「これから？」
「嫌なんです。壱馬さんが他の女の人と仲良さそうに喋ってたり距離が近かったり。私なんかより大人で魅力的な人もたくさんいて、そんな人と仲良くしてる壱馬さんを見たくないです。そんな風に思っちゃう自分も嫌なんです。重い女になりたくないんです。だから、壱馬さんと別れたいんです。」
なんなん、その理由。
それってさ、……俺はカレンを抱きしめた。
壱馬「それってヤキモチやん。そんだけ俺のことが好きってことやん。違う？」
「…そういう、ことに、なりますね…」
壱馬「俺は嬉しいで。カレンにそこまで思われて。てか、そんなん言うたら俺なんかいっつも樹に嫉妬してるで。」
「いっちゃん？どうしてですか？」
壱馬「そんなん俺よりカレンのことに詳しいからに決まってるやろ。付き合ってたから仕方ない部分はあるけど、いっつも俺より先にカレンの変化に気付くし、みんなが分からんことでも樹は分かるやん。だから、俺はいっつも樹に嫉妬してんの。それに樹がカレンの体見てると思うとそれだけでもイライラしてくるわ。」
「なっ、そ、そんなこと言ったら、壱馬さんだって今まで何人の彼女とそういうことしたんですかってなるじゃないですかっ、」
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作者名：LALA
| 作成日時：2022年10月15日 19時
