☆ｻﾝｼﾞｭｳﾆ ページ33
Aちゃんとショッピングをした次の日の朝。
俺は悩んだ末にゾムにメッセージを送った。
＿
鬱ゾムさん…相談が…
＿
すると数分後、通知が彼からの返信を伝えてくれた。
＿
ぞむぞむすまん今日仕事なんや。シッマとトントン行かせたから
＿
ut「…嘘やろ？！あの二人が来るん？！」
まさかのコンビに驚いて思わずソファーから腰をうかし、軽く部屋を整頓しているとインターホンがなった。
ut「待ってぇ！」
バタバタと玄関に走り、鍵を開けて扉を押す。
現れた顔はやはりコネシマとトントンだった。
tn「よ、大輝」
kn「邪魔するでー」
すまんなシッマ。今は返す気になれへんのや…
2人を家に入れ、リビングのソファーに座らせる。
俺はというとカーペットに座った。男3人でぎゅーぎゅーでソファーに座るのは嫌やろ？←
kn「で、大先生どしたんや？ゾムからは相談があるとしか言われてないねんけど」
さっそくシッマが身を乗り出しながら聞いてくる。すると隣でトントンが背もたれに背中を預けながら言った。
tn「Aちゃん関係？」
ut「やっぱ、トンちらも知ってますよね…」
kn「ゾムから聞いてん」
グルッペンが急にAちゃんに色々聞いてくれるってなった時(パフェを食べに行ってた時だよ！)、なんでこいつは俺がAちゃんのことが気になってること知ってるんやろ、って思ってたけど…
ゾムが全員に伝えてんな。あいつ…勝手に…
ut「いや、前ショッピング行ったんすよ、2人で」
俺が言うと、2人とも「知ってるで」と口を揃えて言う。
それも知ってんのかい！ゾムぅ！
ut「まあその時に色々あって、きちんと2人で話せたんですよね…楽しかったし、
余計に…好きに、なったし…」
俺は躊躇いながらも言った。だって本当の気持ちやったから。
2人(主にコネシマ)に揶揄られるかと思ったが、意外や意外、彼は生真面目な顔で相槌を打ちながら聞いてくれていた。
tn「え、それならさ、Aちゃんに告ればいいやん。好きなんやろ？」
彼もまた生真面目な顔で言う。
いやそうなんすけどね？好きで好きでたまらなくて告りたいけど…
ut「好きやけど、俺が告白してもし断られて、それで気まずい関係になったら嫌なんや。それを考えると勇気が出えへん…」
tn「えぇ…大丈夫やって」
ut「童貞には分からへんよ…」
tn「あぁんゴラァ！」
＿このやり取りを見て、普段なら声を上げて笑うはずの彼が、静かだった…
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☆雅空☆(プロフ) - Aoiさん» お待たせしましたm(._.*)mありがとうございます！とても嬉しい限りです！ (2020年1月29日 20時) (
レス) id: b3698bc5f5 (このIDを非表示/違反報告)
Aoi - 待ってましたー！(待ち続けて良かった) 完結おめでとうございます！ ニコニコしながら読ませていただきました！ (2020年1月29日 15時) (レス) id: 04b09c3544 (このIDを非表示/違反報告)
☆雅空☆(プロフ) - 流希さん» ありがとうございます！これからもご期待に添えられるように頑張りますっ！ (2019年10月5日 11時) (レス) id: b3698bc5f5 (このIDを非表示/違反報告)
流希 - 可愛いすぎる！凄く好きな感じの作品です！頑張って下さい！ (2019年10月5日 10時) (レス) id: a52e442f29 (このIDを非表示/違反報告)
☆雅空☆(プロフ) - ぺんぎん☆さん» 神だなんてそんな…(汗)ありがとうございます!!頑張りますっ！ (2019年9月29日 22時) (レス) id: b3698bc5f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆雅空☆ | 作成日時：2019年9月14日 11時
