☆ｼﾞｭｳﾅﾅ ページ18
ut「あ、俺Aちゃんと留守番？」
tn「うん。お前がめんどいって言うからな」
ut「…か」ﾎﾞｿｯ
最後大先生なんて言った？
っていうかやっぱり、私の事嫌なのかな？
gr「よしじゃあすぐに行くゾ！」
os「みんなちゃんと書いてあるもの買ってきてな！」
グルさんとオスマンさんを筆頭に皆さんが次々家を出ていく。
ut「俺の分もよろしくなー」
大先生が最後に出ていくひとらんさんに声をかけた。
「はーい」と返したひとらんさんがドアを閉めると、さっきまでの騒ぎが嘘のように静まり返った。
…
どうしよ、気まずい。
ちらっと大先生の方に目を向けると、俯いてなにやらもじもじしてた。
え、トイレかな？
ut「あーっと…Aちゃん？」
『あ、はい！』
急に声をかけられておどろいたが、できるだけそれを抑えて返事をする。
ut「暇やし、なんかする？」
彼の口元には優しげな笑みが。
…嫌われてないのかな？
『…したいですっ！』
ut「ふふっ…じゃあしようで！」
楽しそうに口元を緩ませたあと、大先生は立ち上がりなにやらテレビのあたりをいじっている。
あの、ここ…グルッペンさんのおうちでは…？
ut「はいよ」
しばらくすると大先生は両手に持っていたコントローラーのうちのひとつを私に渡してくれた。
『あ、ありがとうございます』
ut「…なぁ」
『…はい？』
大先生がさっきのように下を向きながら声をかけてきた。
髪がかかっていて彼の顔が見えない。
ut「俺とも、タメで話して？」
どんな表情なのかは分からない。
だけど思った。
可愛いなって。
『…分かった！タメにさせてもらう！』
ut「…よっしゃっ」
私が元気よく言うと、大先生が顔を上げて小さくガッツポーズを決める。
なんか、私って幸せもんやなって、
そう思った。
＊＊＊
『わ、大先生強！』
ut「ふふ、さんきゅ」
これを始めて何分たっただろうか。
攻略ゲームを2人でしながら私たちの距離はどんどん縮まっていった。
てか大先生つおい。
やば。
『クリアや！』
ut「おっしゃ！ないすぅ！」
結構難しいステージをクリアでき、私たちはパチンとハイタッチをした。
達成感がありますね、やはり。←
ut「いやぁ、おもろいなぁ」
『ほんまにw』
大先生と仲良くなれてよかった。
…そういえば
『私、最初大先生に嫌われてるんかと思ったんや…』
ut「え、なんで？」
『だって大先生、目そらすから』
ut「いやあれは……て…」
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☆雅空☆(プロフ) - Aoiさん» お待たせしましたm(._.*)mありがとうございます！とても嬉しい限りです！ (2020年1月29日 20時) (
レス) id: b3698bc5f5 (このIDを非表示/違反報告)
Aoi - 待ってましたー！(待ち続けて良かった) 完結おめでとうございます！ ニコニコしながら読ませていただきました！ (2020年1月29日 15時) (レス) id: 04b09c3544 (このIDを非表示/違反報告)
☆雅空☆(プロフ) - 流希さん» ありがとうございます！これからもご期待に添えられるように頑張りますっ！ (2019年10月5日 11時) (レス) id: b3698bc5f5 (このIDを非表示/違反報告)
流希 - 可愛いすぎる！凄く好きな感じの作品です！頑張って下さい！ (2019年10月5日 10時) (レス) id: a52e442f29 (このIDを非表示/違反報告)
☆雅空☆(プロフ) - ぺんぎん☆さん» 神だなんてそんな…(汗)ありがとうございます!!頑張りますっ！ (2019年9月29日 22時) (レス) id: b3698bc5f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆雅空☆ | 作成日時：2019年9月14日 11時
