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運動会的認識で行くのなら 真央 ページ47

「やる事…つってもなぁ。学校とか無いし…」

志貴が呟く。

「そういや、私達今学校行ってないじゃん?それって凄く幸せな事なんじゃね?」

私が言うと、全員が頷く。

「そーだよ、私たちはとっくべつな存在なんだ」

カノンが嬉しそうに言う。

「…でも…ゆうて3人とも、ちゃんと学校行ってたんですか?」

その和華さんの一言に、私達3人はうぐっと声を上げる。

「あ、えーと、私は不登校だったから…今19歳だけど高2で…ハハ」

「俺はまぁ…高2を3回経験してたり?」

「…」

目を泳がせて言う二人に、和華さんはさながら哀れみの目を向ける。

「あんたら2人はまともな学校生活を送ってないからなぁ…」

「「いやお前にだけは言われたくないわ!!」」

私が言うと、2人同時にツッコむ。

「…真央も何かあったんですか?」

「いや、そんなでもないけど…」

「嘘つけ」

「まあ、気に入らない奴を殺したりは日常茶飯事だったね」

その瞬間、場の空気が凍った。

和華さんも、流石に驚いていた。

「え…人…殺してたんですか?」

「うん」

「…警察とかは?」

「全員殺った」

「ほら、こいつやべぇだろ?」

「…ええ、なかなかに」

「いやそれを言うなら志貴だって人の事言えねぇぞ?このハッキング常州魔が」

「人殺すよりはマシだろうが!?」

「…てかこれ、ただの雑談になってない?」

カノンが言う。

「あ」

「…まあ、やることくらいは決めましょうか。怠惰は嫌いでは無いですが」

「…じゃあさ、修行しない?私ら、大決闘祭で…もしかしたらミフェルティア・ラピスラズリとか、
 ディアボロ・エックスバレットとかと戦うかも何だよ?」

「…確かにそっか…感覚麻痺してきてるけど、ミフェルティアとかあのヘカーティアの姉だし…」

「ディアボロ・エックスバレットも、あんな事やってのけるあたりクソ強いだろうし」

「…ちょっとでも強くなっておいた方がいいかもしれませんね」

「…でも修行ってどうやってやんの?言い出しっぺの私が言うのもあれだけど」

「…うーむ…1対1で戦うとか?」

「いやでもそれだと仮にも私たち同士で戦うかもだし、戦術とかバレちゃわない?」

「まあそっか…いやでも…とりあえず、カノンと志貴は一対一で戦ってクレメンス」

「え、何で?」

「編集側の都合だよバーカ。てなると私と和華さんは戦うわけにはいかないし…うーん…」

その時、声が聞こえた。

「その相手、私達が引き受けましょうか?」

「チッ…お前、ちょっとでもやらかしたらすーぐに天界に追い返すからな」

そこにいたのは…

「あ、影さんと…えええ!?貴方は確か…」

「ふふ〜、天界の虹色少女こと、光よ〜」

特訓開始 剣城→←頭脳派が集まるとこうなる 桜井美咲



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うp主こと東方好き死神まお(別アカ) - さっきさん» ありがとうございます! (2022年8月19日 13時) (レス) id: d45d880fd4 (このIDを非表示/違反報告)
さっき(プロフ) - 更新しました!あと、お話がいっぱいなので新しく作っておきます! (2022年8月19日 13時) (レス) id: cc7395c068 (このIDを非表示/違反報告)
さっき(プロフ) - 更新します! (2022年8月19日 12時) (レス) id: cc7395c068 (このIDを非表示/違反報告)
フウ(プロフ) - 更新しました! (2022年8月19日 12時) (レス) id: b910a0dd1c (このIDを非表示/違反報告)
フウ(プロフ) - 更新します! (2022年8月19日 12時) (レス) id: b910a0dd1c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サナティ x他5人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/  
作成日時:2022年8月6日 9時

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