405話 ページ42
別に隠す必要はなかったかもしれない。
だけど彼の最後に放った一言で、Aは無意識に隠した事に気がついていなかった。
アーサー王｢体調は回復したか？｣
A｢はい、申し訳ありませんでした。｣
どうやらAが休息をとっている間に聖剣であるエクスカリバーの魔力を回復するべく、泉へと出向き。
茜｢来ちゃった！！｣
妖精役の茜。
水鳥｢いいよな、お前は姫を守る女騎士だなんて｣
馬車を動かす馭者役の水鳥が合流し、戻ってきた様だった。
水鳥｢てか、お前また過呼吸になったんだと！？
いい加減体調不良を隠すな！！｣
茜｢そう、ちゃんとお話して｣
男達は踏み込みにくい間合いへ力強く踏み込んでくる2人。
A｢ご、ごめん！！｣
同級生ではありながらも、サッカー部としては途中から入部してきた2人に後輩のような気持ちでいたが、しっかりマネージャーとして威厳が出てきた......そんな気がした。
アーサー王｢では、早速ヤツらが待つ嘆きの洞窟へと出発しよう。｣
それぞれ鎧を身につけた騎士たち。
そしてアーサー王とメローラ姫、馭者、妖精。
勢揃いで馬車や徒歩を使って嘆きの洞窟へと出発した。
あれから何時間経過しただろう。
馬車では通れない道をしばらく自らの足で進んでいた。
霧野｢はぁ、どのくらいまで進んだんだ｣
錦｢もう足がガクガクぜよ｣
日頃体力をつけている選手たちが次々に根を上げていく
A｢3人とも大丈夫？
特にあ......メローラ姫は動きにくい上、着込まれているドレスだろうし｣
葵｢だ、大丈夫です｣
マネージャーである3人にも声をかけるが、表情はとても苦しそうだ。
剣城｢Aさんは大丈夫ですか。
少しでも体調悪くなったら声あげてください。｣
A｢え？......あぁ、まだ思ったより平気かな｣
気遣って声をかけてくれた剣城。
しかし彼でさえもかなり汗をかいており、体力を消費しているように見える。
A｢少し休憩を挟みませんか？｣
アーサー王｢あぁ、そうだな｣
その一言でその場に崩れ落ちるように座り込んでいく一同。
Aは馬を使って運んでいた荷物から水分や栄養食を配り休憩を取らせるが、次第に暑いや動けないと言った言葉が周りから目立ち始める。
このまま休み続けるのはかえって悪循環となりかねない。
太陽｢皆さん気合いを入れ直して、立ち上がってください！！｣
そんな中、声を上げたのは太陽だった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 59人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「イナズマイレブン」関連の作品
【イナイレ/男主】アリウムが芽吹く頃.3【エイリア学園編】
イナイレだけは嫌だって言ったじゃん！？(泣)Part7【オリオンの刻印】
イナズマイレブン 秋風 楓の事件簿 ��
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆーり(プロフ) - 夜市さん» コメントありがとうございます！！本当に更新頻度爆下がりとなり申し訳ないです(汗)この後1話分残して、あすまた更新出来るように頑張るので気長に待っていただけると嬉しいです......！！！ (2023年1月3日 23時) (
レス) id: 250c2a8e78 (このIDを非表示/違反報告)
夜市 - いつも見ています＼(^o^)／続きが気になります。 (2023年1月2日 23時) (レス) @page12 id: 62e5bc4b98 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆーり | 作者ホームページ：https://twitter.com/yuri__1098
作成日時：2022年9月19日 0時
