390話 ページ27
速水｢辻褄合わせでタイムジャンプメンバーはこの空間にいたことになる。｣
倉間｢俺たちのクラスには誰もメンバーがいないからまだいいが、話を合わせるのに少し苦労したよな。｣
A｢あ、考えていること分かっちゃった？｣
今回のタイムジャンプに関わっている人達にはこの修正は反映されず、ありのままの出来事がそのまま記憶に残る。
どう辻褄合わせの過去となるのか分からない為、周りに適応しながら合わせていかなければならない。
A｢神童と霧野の2人と一緒にいる事が多かったから、いつも周りとの会話でヒヤヒヤしているんだよね......。｣
倉間｢......それより、お前放課後いつから来るんだ｣
恐らくこれが一番聞きたかったことだろう。
どう切り出そうか考えていた2人に対して、倉間は気にせず話を切り出した。
浜野｢体調まだ悪いのか？｣
速水｢この前病院行ったけど大丈夫だったんですよね？｣
とりあえず顔を合わせた人達には全く問題ないと報告していたA。
そうなれば数日休んだ後、放課後秘密裏に行われているサッカーの練習に参加すると考えるのは当然だろう。
A｢うん、放課後少しだけ行こうかな。｣
この数日、体力作りのために行っていたランニングと筋トレを除き、サッカーの練習からは少し距離を置いていた。
案の定ここ最近現れていた不調は全く現れず、むしろ体力が有り余っている為、調子は良くなった。
倉間｢人数が少ない上に隠れる必要があるから、ろくな練習は出来ないけどな。｣
浜野｢じゃあ、放課後待ってるな！！｣
この症状ともしも一生向き合う必要があるのであれば、限界を見極める必要がある。
A｢とりあえず少しずつ実践に近づけていこう。｣
まずはウォーミングアップのパスから徐々に......。
それは数日にかけてAの予定通り進み、次第に症状が現れ始めるラインを見極める事が出来てきた。
A｢症状とはやはり付き合っていかないといけないか......。｣
症状発症のラインは分かった。
......あとは『限界』を知るのみ。
だけどこれには問題があった。
雷門の選手達には体調は戻った、問題ないと話をしている。
ここで体調をまた崩してしまえば余計な不安と迷惑をかけてしまう。
雷門の選手に頼る事は......残念だけど出来ない。
だが実践に近い練習をしなければ意味が無く、1人では限界がある。
A｢どうしよう......。｣
今この日本ではサッカー禁止令が発令されている。
秘密を守りつつ、実力のある選手......。
もう少し他校の選手と仲良くなっておけばよかったな.....。
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ゆーり(プロフ) - 夜市さん» コメントありがとうございます！！本当に更新頻度爆下がりとなり申し訳ないです(汗)この後1話分残して、あすまた更新出来るように頑張るので気長に待っていただけると嬉しいです......！！！ (2023年1月3日 23時) (
レス) id: 250c2a8e78 (このIDを非表示/違反報告)
夜市 - いつも見ています＼(^o^)／続きが気になります。 (2023年1月2日 23時) (レス) @page12 id: 62e5bc4b98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーり | 作者ホームページ：https://twitter.com/yuri__1098
作成日時：2022年9月19日 0時
