387話 ページ24
次のタイムジャンプ先は幕末の京都。
坂本龍馬と沖田総司ののオーラを求め、明日の早朝に出発すると連絡が入っていた。
霧野｢非現実的なタイムジャンプやサッカー禁止令などで周りの環境が大きく変わったんだ。｣
神童｢あぁ、さすがに体調を崩しても責められやしないさ。｣
だが現実はAの離脱により、大きな歯車を雷門は失う事となる。
A｢指揮は神童がいるし、天馬にもその心得は叩き込んだつもりだからそこについては大丈夫か。｣
霧野｢ちょ、ちょっと待て待て｣
目の前の不安要素について真剣に考え始めるAに対して、霧野は慌てた様子で静止を求めた。
霧野｢お前は自分の体調だけ考えていればいいんだ。
こっちの事は自分達で乗り越えていく。｣
神童｢霧野の言う通りだ。
お前がいなくても俺達でちゃんと戦えるようになり、また戻ってきた時にはそれ以上のチームになるように土台を作るから。｣
だから今はチームの事を頭の中から無くして欲しい。
そうは言われたが完全に無くす事は難しい。
A｢......違う違う、これは今後の為だから｣
放課後。
Aは真っ先に自宅から近い眼科へ受診し、待合室で綺麗にまとめられたサッカーノートを広げ、自身の名前が呼ばれるのを待っていた。
周りは御年寄が多く、自分のような子供は全くいなかった。
静かな待合室には受付の女性が叩くタイピング音と資料をめくる音、そして微かに奥から聞こえる話し声が聞こえてくる。
｢小林さーん、小林Aさーん？｣
A｢あ、はい｣
数十分の待機時間を終え、自身の名前を呼ばれて診察室へと案内された。
｢先生はもう少しで来ますからね、目の充血に霞......どのくらい前から発症してますか？｣
回転率を上げたい為か、専門の先生が来る前に助手の看護師さんから聴取され、後におじいちゃん先生が奥から姿を現した。
｢ふーん......サッカーをした後にだけ発症ね？
私生活は全くなんだもんね｣
A｢あ、はい。
目の現象だけではなくて頭痛や目眩で少し辛くなってしまうので｣
先生は周りにあれこれ指示を出し、Aの検査を進めていく。
だが目の前のおじいちゃん先生は首を傾げていた。
｢症状を聞く限りかなり辛そうだよね。
だけど目には異常は見当たらないんだよね｣
......つまり気の所為で疲れてただけ。
そう言いたいのかな？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 59人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「イナズマイレブン」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆーり(プロフ) - 夜市さん» コメントありがとうございます！！本当に更新頻度爆下がりとなり申し訳ないです(汗)この後1話分残して、あすまた更新出来るように頑張るので気長に待っていただけると嬉しいです......！！！ (2023年1月3日 23時) (
レス) id: 250c2a8e78 (このIDを非表示/違反報告)
夜市 - いつも見ています＼(^o^)／続きが気になります。 (2023年1月2日 23時) (レス) @page12 id: 62e5bc4b98 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆーり | 作者ホームページ：https://twitter.com/yuri__1098
作成日時：2022年9月19日 0時
