382話 ページ19
劉備｢わしは何も成し遂げずに逃げることはできん！！！｣
そんな孔明の提案に真っ先に対立したのは劉備だった。
孔明｢それであればこの状況を打開する為の策が必要となります。
何か提案があるのですか？｣
孔明は至って冷静に確信をつく。
劉備｢確かに全てお前の言う通りだ。
......だがワシは好かん！！！
諦めていいのか信助、まだ試合は終わっておらんぞ！！！｣
そんな孔明に対立する劉備は感情論で立ち向かう。
西園｢でも......僕にはザナークのシュートを止められないよ｣
劉備｢ガハハ......確実に無理だろうな｣
まさかの落ち込む西園へトドメの一言と言わんばかりの言葉を笑いながら言い放ち、そんな劉備の様子に周りは驚愕した。
劉備｢ワシも曹操には1人では太刀打ちできん。
だからこそ関羽や張飛の仲間がいる。｣
劉備は続けて語った。
劉備には守りたいものがあった。
それは劉備を信じ続けてくれた民。
民は曹操に国を追われても尚、劉備を信じてついて来てくれた。
そんな民の為、いつでも笑い、伸び伸びと暮らせるそんな国を作りたい。
劉備｢ワシは皆んなの笑顔がなければ死んでしまう。
水がないと生きていけぬ、魚とワシは一緒さ。｣
私たちにも守りたいものはある。
サッカーを守るために私たちは遥か遠い、時空を超えてこの地にやってきた。
私たちが負けてしまってはサッカーを取り戻せない。
西園｢......サッカーが無くなってしまえば、僕は僕で無くなってしまう。｣
西園｢劉備さん、僕やります！！！諦めずに立ち向かいます！！！｣
西園の折れていた心が再び前を向く。
そんな状況に孔明は奇妙な者を見たかのように唖然としていた。
孔明｢劉備様の言葉は彼にチカラを与えたと言うのですか......。｣
西園｢A先輩、もうゴールは大丈夫ですから点を取りに行ってください！！｣
A｢え......？｣
西園はその小さな体を大きく広げ、雷門のゴールは僕が守ると豪語した。
フェイ｢ワンダバ、今ならミキシマックス出来るかも｣
フェイの言葉に待ってましたと言わんばかりのワンダバが意気揚々とミキシマックスガンの引き金を引いた。
ワンダバ｢｢ミキシマックス、コンプリート！！！！｣｣
西園の容姿はみるみる変わり、体格こそ変わりはないが、とても頼もしく大きな変化を遂げた。
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ゆーり(プロフ) - 夜市さん» コメントありがとうございます！！本当に更新頻度爆下がりとなり申し訳ないです(汗)この後1話分残して、あすまた更新出来るように頑張るので気長に待っていただけると嬉しいです......！！！ (2023年1月3日 23時) (
レス) id: 250c2a8e78 (このIDを非表示/違反報告)
夜市 - いつも見ています＼(^o^)／続きが気になります。 (2023年1月2日 23時) (レス) @page12 id: 62e5bc4b98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーり | 作者ホームページ：https://twitter.com/yuri__1098
作成日時：2022年9月19日 0時
