376話 ページ13
天馬｢大丈夫、すぐに元の調子に戻るよ｣
太陽｢天馬....ごめん。｣
雨宮は天馬達の力となる為にこのタイムジャンプへ参加したのにも関わらず、足を引っ張り続けているこの状況にひどく落ち込んでいた。
雨宮｢お願いします.....控えと交代させてください。｣
雨宮はすぐ近くまで駆け寄って来ていた神童とAへ懇願した。
神童｢いや、交代はしない。｣
神童とAは顔を見合わせるが意志は変わらなかった。
A｢誰しも調子の悪い時はある。
だからこそ皆んなで助け合わなきゃ。｣
天馬｢そうだよ、それがチームだろ？｣
みんなの肯定的な態度に雨宮は驚いているようだった。
雨宮｢でも.....｣
霧野｢大丈夫、ここにいるメンバーは神童とAの判断には絶対的な信頼を置いている。
太陽を信じると決めた以上、反対する者はいないさ。｣
信じる気持ちが伝わる真っ直ぐな仲間の眼差し。
雨宮｢ありがとう.....ございます。｣
あぁ、雷門の強さの根源はここにあるんだろうな。
僕のいた新雲学園も仲間の絆は強かったけれども、雷門はどこのチームにも負けない絆がある。
僕は本当にこのチームの一員になれた事、心より嬉しく思うよ。
ザナーク｢何だ？心が折れたように見えたが、まだあいつに縋り付くか｣
試合再開後も雨宮へと雷門はボールを集めた。
雨宮『太陽神 アポロ！！』
仲間の期待を胸に奮闘する雨宮。
雨宮は自身の化身を使い応戦するが、全て止められてしまう。
しかし雨宮は決して諦めなかった。
天馬『ワンダートラップ！！』
フェイ｢ミキシトランス ティラノ！！｣
時にはミキシマックスを囮に使い、シュートチャンスを作り出すが全てが結果につながらない。
雨宮｢負けるかｯ.....！！｣
そんな中、ついに雨宮は序盤のハイペースな化身発動に身体の限界がきてしまう。
ザナーク｢......そろそろトドメといこうか。｣
雨宮の限界と同時にザナークドメインはシュート技と変わらない威力のパス回しで雷門を薙ぎ倒していく。
雨宮｢ぼ......僕のせいで｣
A｢諦めないで！！｣
ボールがよく見えているAは最小限のダメージで最後まで立ち続けてはいるが、その積み重ねもあって限界は近い。
雨宮｢くそ....ここで....諦めるわけには.....いかないんだ！！！！｣
雨宮の雄叫びと共に突如グラウンドに強い衝撃波が襲いかかる。
その正体は雷門でも敵の者でもない.....目を疑う光景だった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 59人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「イナズマイレブン」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆーり(プロフ) - 夜市さん» コメントありがとうございます！！本当に更新頻度爆下がりとなり申し訳ないです(汗)この後1話分残して、あすまた更新出来るように頑張るので気長に待っていただけると嬉しいです......！！！ (2023年1月3日 23時) (
レス) id: 250c2a8e78 (このIDを非表示/違反報告)
夜市 - いつも見ています＼(^o^)／続きが気になります。 (2023年1月2日 23時) (レス) @page12 id: 62e5bc4b98 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆーり | 作者ホームページ：https://twitter.com/yuri__1098
作成日時：2022年9月19日 0時
