374話 ページ11
剣城「アームドｯ！！」
ボールを受け取った剣城は早々にアームドを身にまとい、強力なシュートを放った。
ザナーク「面白いものを見せてやる」
ザナーク「ミキシトランス、曹操！！」
なんとザナークは劉備の敵である曹操のオーラを身にまとい、それに伴って見た目にも変化が生じた。
A「本当に趣味の悪い奴ｯ！」
ザナークの性格上、ただ力欲しさに曹操のオーラを手に入れたわけじゃないのは明確だ。
ザナーク「驚くのはまだ早いぜ、これが曹操の操る化身だ！！」
ザナーク『剛力の玄武！！』
なんとザナークの背後から4匹の蛇が目につく化身が姿を現した。
天馬「ミキシマックス先から化身まで受け取ることが出来るの！？」
フェイ「出来なくはない......けどそう簡単には出来ないことであるのは確かだ。」
そんなザナークは化身アームドの力が乗ったシュートを簡単に止めてしまった。
ザナーク「さぁ、これから」
A「うるさいなぁ」
ザナークが意気揚々と口を動かしている最中、猛スピードでAはザナークの足元に転がるボールを奪い返した。
ザナーク「ﾁｯ......そう生き急ぐなって」
しかしザナークはこの時、初めて焦り、いや恐怖に近い感情が生まれたことに気がついていた。
あいつは確かにシュートを止めるまでは少し離れた中盤の位置にいた。
だがこの一瞬でここまで上がってきただけではなく、気配すらも無いに等しかった。
ザナーク「......俺だけではなく、気配を消しながら全員の視線を把握して掻い潜ってきたと言うのか。」
まさにサッカー界の"化け物"に等しい人物だ......。
A「太陽君！！」
Aのドンピシャなパスが雨宮の元へと弧を描く。
雨宮「チャンス、このままボレーシュートを決められる！！」
「簡単に決めさせるかよ」
相手はチャンスを潰す為、雨宮へのパスを正面から奪いに来る。
A(大丈夫、そのまま飛び上がればシュートは間違いなく打てる。)
しかし雨宮は相手の存在に気がついた瞬間、回転していた足の速度にブレーキがかかる。
倉間「おい、なにやってるんだよ！！」
ボールは相手の胸元へと収まり、雨宮は相手選手と衝突して地面へ転がった。
天馬「た、太陽！！」
その後いくら雨宮へとボールを回してもボールは繋がらず、その動きは本来の姿とは程遠いものだ。
そんな空回りする雨宮
格上の相手に噛み合わない味方はチームにとって致命的なものだった。
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ゆーり(プロフ) - 夜市さん» コメントありがとうございます！！本当に更新頻度爆下がりとなり申し訳ないです(汗)この後1話分残して、あすまた更新出来るように頑張るので気長に待っていただけると嬉しいです......！！！ (2023年1月3日 23時) (
レス) id: 250c2a8e78 (このIDを非表示/違反報告)
夜市 - いつも見ています＼(^o^)／続きが気になります。 (2023年1月2日 23時) (レス) @page12 id: 62e5bc4b98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーり | 作者ホームページ：https://twitter.com/yuri__1098
作成日時：2022年9月19日 0時
