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段々とウォーカーも増えてきたので、私は車を降りて援護をする。
「ソクミナ！お前すげえな！！」
DK「は、A〜！流石にこの量は大変だよ〜！！」
困った顔をしつつも私が援護することを喜んでくれたソクミンは、
大変と言いながらも汗ひとつかいていない。
やっぱり只者じゃない。
私は無駄な弾を消費するのを避けるため銃は使わず、
金属バットを持ちウォーカーの頭を潰していく。
ソクミンなら、背中を任せても不安にはならない。
すごいよ、こいつ。
こんなに楽しい"掃除"は初めてだ。
DK「A！後ろ！」
「お前もな」
お互いの死角にいたウォーカーを倒した所で、
全てのウォーカーが地に転がる。
DK「ハァ、ハァ、、つ、疲れた〜！」
「おつかれさま、ソクミン合格！」
DK「あ、そうか。テストだったんだよね。よかった〜！」
そう言ってウォーカーの上で大の字になって寝そべるソクミン。
大したもんだよ。
DK「ねぇ！Aも凄く強いんだね！！」
「え？そうか？？」
DK「うん！！女の子でこんなに強い子、初めて見たよ〜！」
ニコニコしてそう呟くソクミンは、心の底から良い子なんだと確信した。
普通怒るでしょ。
「怒らないんだね、いきなりこんな事したのに」
DK「僕達が信用できるかのテストだったんでしょ？怒らないよ。」
「ん〜！性格も良し！！」
何それ〜！
と笑うソクミン。
可愛い。
こんな可愛いのにこんなに強いとかギャップ萌えも良いとこだ。
JH「ソクミナ！」
DK「ヒョン！ね？大丈夫だったでしょ？」
JH「うるせえ。」
DK「えへへ〜」
車から降りてすぐにソクミンの元へ駆け寄るジョンハン。
度胸もあり信頼度も戦闘力も性格も良い。
仲間にしない理由はないな。
WZ「おつかれ。吸う？」
「ありがとう」
車から降りたジフンは、
タバコを私の口に咥えさせて火をつけてくれる。
一仕事終えた後の一服は美味いもんだな。。
HS「ねー！こいつら爆発させていいー？」
そんな中スニョンは、
いつものようにウォーカーの口に手榴弾を咥えさせて遊んでいた。
何やってんだあいつは。
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作者名：ホ ラ ン イ | 作成日時：2019年9月1日 11時
