今日一日 (ページ22)

今日:6 hit、昨日:5 hit、合計:31,364 hit

20. ページ22

.

JH「お、おい！何すんだ！」

私はバイクに跨り、ソクミンを後ろに乗せる。

ソクミンをいきなり連れ出すことに不満を感じたであろうジョンハンは、

私を止めようとバイクの目の前に立つ。

「邪魔するなら今すぐ殺すぞ」

私は銃を取り出しジョンハンへと向ける。

ジョンハンは少し瞳が揺らいだが、動こうとはしなかった。

度胸、良しっと。

DK「ヒョン、僕、大丈夫だから！」

JH「ソクミナ、、、ダメだ！」

ソクミナの度胸も良し。

お互いの信頼度も高い。

「大丈夫だって、殺すなんて事はしないよ」

JH「なら、俺もついていく！」

「分かった。ジフン！」

ジフンを呼んで車を出してもらう。

スニョンとジョンハンはジフンの車に乗り、私についてくる。

DK「今から何するの、、？」

そう不安そうに聞いてくるソクミンは、

なんとも弱々しい男の子だった。

こんなんで本当に戦えるのか？

「ちょっとしたテストだよ。」

私は少し離れた空き地へと入り、バイクを停める。

ジフンの車が到着したところで

私はソクミナだけを外に残し車へと乗り、

クラクションを鳴らす。

JH「な！何やってんだよ！！！」

「強いんだろ？見せてくれないと分かんないよ」

JH「クッソ！！ソクミナ！！！！」

車から出ようとするジョンハンをスニョンに抑えてもらい、私はソクミンを見る。

ソクミナは意外にも焦る事はなく、

ジョンハンに大丈夫と声をかけていた。

クラクションの音でウォーカーが30体ほど集まってくる。

実力を見せてくれよ、ソクミン。