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タバコを2本ほど吸い終わって、チャニに声をかける。
「よし、おまたせ。行こうか」
DN「はい！あ、ヌナ！」
ちょっと待ってください！
なんて言いながら、カバンの中を探り出すチャニ。
「ん？なに？」
DN「これ、良かったら受け取ってください！」
そう言って小ぶりな紙袋を渡してくるチャニ。
それを受け取り、紙袋を開く。
中の箱を見て、私は驚いた。
その箱は、私の大好きなタバコの銘柄のジッポライターだった。
「え、え？！どうしたのこれ！！！」
DN「えへへ〜
実は僕、バイト始めたんです！！
だから、初給料でヌナへの日頃の感謝の気持ちを込めて、
何かプレゼントしたくて、、」
なんて照れながら言い出す。
「え、え！え？！高かったでしょこれ！！」
このジッポライターは確か2万円程する。
高校生からすれば、
2万円を他人に使うだなんて結構な出費だ。
チャニは私の彼氏でもなければ、
今日が私の誕生日ってわけでもない。
本当に、サプライズプレゼントなのだ。
チャニの気持ちは嬉しいが、
流石にこんな高価なものを受け取ることはできない。
「受け取れないよこんな高価な物！！！」
DN「ぬ、ヌナ、、
受け取ってくれないんですか、、、？」
そう言って寂しそうな顔をして上目遣いをしてくるチャニ。
しまった。
これをやられては断れない。。
私は、チャニのこの上目遣いに
とてもとても弱いのだ。
「ん〜！！！本当にいいの？！」
DN「はい！ヌナのために買ったんですから！！
それに、僕の周りにこれ使ってくれる人なんて居ないですし、
貰ってくれないとむしろ困ります！！！」
かっこよくサプライズしたかったのに台無しじゃないですか〜！
なんてムスっとしだしたチャニ。
「じ、じゃあ、有り難く頂戴致します！！！
まじでこれ、めちゃくちゃ欲しかったんだよ！！
こんなに最高なプレゼント、初めてだよ〜！」
DN「わぁ！良かった！！
ヌナそれ欲しがってましたもんね！
僕が買うって決めてたんですから！」
そう言ってドヤ顔をするチャニの頭を撫でた。
君は何から何まで本当に最高な後輩だよ。
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ホ ラ ン イ(プロフ) - ひづるさん» そうです、、これが青春なんです！！！（謎）コメントありがとうございます！これからもどんどん青春していこうと思います！！（謎） (2019年9月1日 11時) (
レス) id: 7b3bb3ca55 (このIDを非表示/違反報告)
ひづる - はぁ…青春かぁ…なんか憧れる！ (2019年9月1日 1時) (レス) id: 341545777c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ホ ラ ン イ | 作成日時：2019年8月24日 12時
