最 高 で 最 悪 2

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you.side



お昼休憩では色々あったが、

何事もなく帰りのホームルームの時間を過ごす。




SJ「今日はこれで終わりです！

あ、そうだ。この後、20分後に体育館で部活の説明会があります！

部活何に入るか困っている子は、ぜひ参加してみてください！

ちなみに僕は、声楽部の顧問です！

皆んな入ってくれてもいいからね！」



あはは！なんて一人で盛り上がるソクジン先生に、

誰も触れる事なく皆は帰りの用意をする。



こんなに無視されても動じないソクジン先生って、

メンタル鋼だよな。





「ねぇねぇ、二人は説明会行くの？」


SG「んー、言ってもいいけど、僕は声楽部しか興味ないからなぁ。

バレー部もいいなって思ったんだけど、ここ、

女子バレーしか無いみたいだから。。」


少しがっかりするスングァニ。


バレーも出来るんだね。すごいなぁ。


なんて口にすると、嬉しそうに照れだす。


「ハンソラは？」


VN「部活は入らないから行かない。」


それだけ言ってイヤフォンをし、

私たちに手を振って教室を出て行く。



彼は本当に自由人だ。



SG「Aは行くの？」


「うん。ちょっと後輩と行ってみる。」


そう言うと、スングァニは、


あ、あの後輩くん、、！！

と少し強張った顔をした。


多分、昨日の始業式の時に変なイメージを持たせてしまったせいか、

未だにチャニのことを怖い後輩だと思っているんだろう。


「あいつは良い子なんだよ。すぐ怒るけど。」


なんて言ってみると、


すぐ怒る。。。すぐキレる。。。

は！すぐ喧嘩する！！！


なんて勝手な妄想を広げていき、震えだすスングァニ。



ねぇ、面白すぎるこの子。


「今日は声楽部行くの？」


SG「あ、うん！今日も寄ってみて、

ソクミナヒョンに色々教えてもらう予定！」



そう言って楽しそうに話す。

Aももし興味があったら、声楽部来なよ！

それじゃあ、また明日！遅刻したらダメだからね！

と言いながら手を振ってスングァニは教室を出て行く。



声楽部にはスングァニとソクミンが居るんだから、

私なんかが入っていく隙は無さそうだ。



でも、楽しそう。

そう思いながら教室でチャニが来るのを待つ。

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