最 高 で 最 悪 2

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美しい。。。



でも声男の子みたいだったなぁ。

それに背も高い。

でも本当に美人さん。




HS「げっ、ハニヒョンだ。。」


ヒョン？

そこはヌナじゃないの？


JH「おいクォンスニョン。

お前の声本当うるさい。」


え、ヒョン？？？男なの？？？


こんなに綺麗なのに、男なの？

って言う疑問に頭がついていかず、

ハニヒョンと呼ばれた男を見ていると、

明らかに嫌そうな顔をして私を見た。



JH「おい、お前。

噂のヤンキー女だろ？

男に囲まれて楽しんでるとこ悪りぃけど、

馬鹿騒ぎしないでくれないか。

タバコくせえし。」


前言撤回。全然綺麗でも美しいくもなんともねぇ。

こいつは口を開けば次々とムカつくことばっか言いやがって。。。。



「別に男に囲まれて楽しんでないですし、

そんな気持ち悪い考えできるの、凄いですね。

尊敬します。」


と、思わず苛立ちを口に出してしまった。


HS「お、おいA！」


あの人には逆らっちゃダメだよ！

なんて小声で言うスニョンさんの声は全く頭に入ってこず、

私はハニヒョンと呼ばれる男を睨んだ。


JH「なんだと？

先輩に向かってなんだその口の聞き方は？

やっぱりヤンキーなんてろくなのいねぇんだな。」


なんてさらに腹を立たせてくる男。


「すいません。

先輩とは思えないほど口にする言葉１つ１つが幼稚だったもので。」


なんて私とその男は次第にヒートアップしていく。


スニョンさん達はこの男に逆らえないのか、

黙ってみることしかできないようだ。


スングァニは何故か涙目になり、

ハンソラは困ったような顔をしながら、スマホをつついていた。


え？ハンソラ？ちょっとは危機感持って？？



JH「お前、俺に向かって何言ってるか分かってんのか？」


ハー！なにそれ！

どこぞのドS王子様なんですか！！


ちょっと今のセリフには笑いそうになる。

が、苛立ちの方が上回っているので思わず近づいて行ってしまう。


喧嘩に限っては、こんなヒョロヒョロの男に負けるとは思えない。


「お前こそ、初対面のくせに失礼なことを言いすぎなんじゃないか？」


これはタイマン。

いいぞ、ここで勝負しようじゃないか！！



こんな正々堂々と喧嘩を売ってくる男を殴り倒すことほど気持ちのいいものはない。


男もだんだんと近づいてきて、

今にも殴りかかりそうになったその時


？「はいはいストーップ」


誰かが私たちの間に入り、喧嘩を止めに入ってくる。

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