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あなたside
ついに今日はこたつくんに会える日!
ちょっといつもよりおしゃれをして、メイクも頑張ってみた。
集合時間より早めに家を出て、
こたつくんへのプレゼントを買おうと思い、
ブランド品が買えるところに来た。
実はこたつくんにブランド品をプレゼントしたいと思っていたから
この時のために貯金をしてきていた。
でも正直何がいいのかなんてわからない。
店内を見ていると、今こたつくんがつけているネックレスと
お揃いになるピアスを見つけた。
それをプレゼントに買い、時間もちょうどいいことだし。
集合場所へ行くと、すでにこたつくんがきていた。
待たせてしまったのかと思い、走っていくと
直前でつまづいた。
こたつ「あっぶな。大丈夫?怪我してへん?」
私は転ぶと思って目を瞑ってしまっていたが、
どこも痛くない状態で、左耳からこたつくんの声がした。
こたつくんが抱き止めてくれていたからだった。
「ごめんなさい」
こたつ「全然ええって。怪我は?平気か?」
「怪我?あ!してないです。大丈夫です」
こたつ「よかった。お昼一緒に食べに行こうや。予約してあるところがあんねん」
「え?いいんですか?」
こたつ「ええも何も、俺がそうしたくて誘ったんやし!時間平気?」
「私は全然大丈夫です」
こたつ「ほないこか」
どこかのカフェで会うだけかと思っていたのに、
まさかのこんなことってある?
つまづいてこたつくんに抱き止められただけでも
ドキドキが止まらなくて、その上ご飯までどうしよう。
連れてきてもらったのは高級そうなレストラン。
こたつくんは本当に紳士的でスマートに案内してくれた。
もう緊張が解けない。
どうしよう。
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天音@いちご(プロフ) - オリジナルフラグついてますよ。 (2022年2月20日 22時) (レス) @page9 id: d2849f653f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みおこ | 作成日時:2021年11月19日 17時