いざ宿舎へﾊﾟｰﾄ2 ページ10
ジョンウ目線:)
Aが12時過ぎても帰ってこなかった。
Aなら10分前行動が当たり前な感じだから、帰り道でペンにバレて揉みくちゃにされてたらどうしよう…って心配にもなるけど
内心、約束をすっぽかされたのかな？って
凄く不安でたまらなくて
ソファーに座って１秒ずつ進んでく時計の針を見つめながら、ただ待ち続けてるこの時間が苦痛過ぎてうずくまってみる
「A…早く帰って来てよ…」
[ガチャッ]
A「ただいまー！ジョンウおそくなってごめん！」
一瞬起き上がろうかと思ったけど、このまま黙る作戦に。Aの困った顔がみたくて少し意地悪しちゃう
A「ジョンウ…？ごめん。待ったよね、お出かけ行こう？」
どうしよう…Aの声が若干震えてる気がする…Aの顔見たい…すぐにでも“ドッキリでした”って抱きしめたい…。けど、ここは我慢我慢、もうちょっとでAにネタバラシしよう！
すると次の瞬間、グイっと僕が着てるパーカーのフードが勢い良く引っ張られるもんだから首が苦しくて頭を上げると
“ちゅっ”
僕の唇…ではなく唇の横にキスをしてきたA
びっくりしてAをみると目尻が濡れてて眉も凄く下がってて、ちょっぴり泣いたのがわかった。そして僕の胸に顔を埋めてくるA
え、この可愛さ一体なんなの
A「ジョンウ…僕が遅刻したから干からびちゃったよね…ごめんなさい。」
ジョンウ「僕もごめん。ちょっと意地悪しちゃった。それと干からびてないから大丈夫だよ」
A「僕のこと嫌いになってない…？」
ジョンウ「そんなこと考えてたの？Aのこと嫌いになんてなんないよ僕は。」
A「…良かった(ニコッ)じゃあ、お出かけしよう？」
ジョンウ「うん///あ、その前に1つ…さっき何で…その…ポッポしたの？」
A「ジョンウが僕に会うたびに毎日ポッポジュセヨ〜、ポッポジュセヨ〜って言ってた時があったから、ポッポしたら元気になるかなって思ったんだけど違った？」
ジョンウ「違わない違わない。過去の僕ありがとう。そしてA、これから毎日してくれて良いからね？それと今度するときは口にしてね」
A「？？？…口にしたつもりだったんだけど…恥ずかしくて目ぇ閉じてたからずれちゃったのか…」
もう本当に可愛すぎてワケわかんないからこのまま召されたいけど、忠告しとかなきゃ
「他のメンバーにはしちゃダメだよ？」
。
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作者名：tomo | 作成日時：2018年5月17日 22時
