人間に恋した魔王様【進撃の巨人】

6話 ページ8

リヴァイsaid

『海〜♪』

リ「あまりはしゃぐな」

『だって海ですよ！海！』

春先の海は冷たいと言おうとしたが既に冷たい！と叫んでる・・・

リ「人が忠告する前に」

『でもほら、綺麗な貝ありましたよ』

そういいピンク色の貝殻を見せてくる

リ「手、洗えよ？」

『井戸井戸・・・』

いそいそと井戸があるところに行って手と貝殻を洗って・・・持って帰るのか

『綺麗になりましたよ！』

リ「見せてみろ」

『はーい』

リ「・・・・全然なってない」

Aの手と貝殻を隅から隅まで洗う

『うわぁ・・・・なんか手だけ別物ですよ、なんかキラキラしてる・・・』

リ「それくらい綺麗に出来ねぇとな、ほら」

『お〜・・・綺麗』

「これくらいできないとな」と言うと「まぁ、パンに汚れが付いたら売れないと同じ感じですかね」と返ってくる・・・・なんでパンで例えるんだ・・・・
時々謎に思うがそこも悪くはない・・・

『お母さんたちどこに行ってるんだろ』

リ「？どこか行ってるのか？」

『はい！結婚記念で旅行です！だから一人になるから幼馴染呼んで一緒にいてもらうんです！』

幼馴染か・・・男なのか？流石に女くらいいるよな？心配なんだが・・・・

リ「女か？」

『女の子もいますよ！とっても力強くてかっこいいんです！』

リ「そうか」

女はどちらかと言うと可愛いと言われた方が嬉しいんじゃないのか・・・

『少しお散歩しましょ！』

そういって俺の手を掴み浜辺を散歩しだすA、その手には俺がはめた指輪・・・・つけていてくれているんだな

リ「ちゃんと指輪しているんだな」

『守ってくれるんでしょ？ふふ、昨日お父さんに許さないぞ！って言われて、何言ってんだこの人はって思っちゃった』

笑いながら昨日の話をしだす、少しは俺の気持ちに気づいてほしいものだな・・・だが、お前は人間俺は魔王・・・お前は先にいなくなっちまう・・・・お前がいいなら今すぐにでも俺の眷属にして俺のものにしたい

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