私は貴方の飼い主よ

最強の姉01 ページ2

「姉さん！」

『ぅぐっ、いたいよ悟』

初めましてこんにちは。
私は五条A、この可愛くて天使な男の子は私の弟で五条悟。
双子である私達は基本いつも一緒に居て、悟はいつも私に抱きついて手を繋いで離れない。
まだ5歳だからいいんだけど、大人になったらこんな事しちゃダメだぞ弟よ。
そんな可愛い弟に私は大きな秘密を持ってる。
それは、私が転生トリップしてきた前世を覚えていてしかもここがあの有名な呪術廻戦の世界だと知ってるってことだ。
前世はコンビニで働きながらのほほんと生活していた20代だったんだよ。
それなのにいきなり強盗がやって来て逆らわずにちゃんとお金渡したのに少ないとか言って刺されたんです。
いやほんと、最近のレジ舐めんなよ！？強盗対策で上限とかあるんだよ！沢山出るわけじゃないんだよ！
金庫なんて店長しか開けられないし！！
はー！まじで夜勤なんてクソ喰らえだ。
それでまぁ気がつけばおぎゃあおぎゃあしか言えない自分にめっちゃテンパったんだけどね？
目が見え始めて隣を見たらあらビックリ、この子めっちゃ五条悟に似てね？ってなって、成長していく事にここが呪術廻戦の世界なんだって分かった。
しかも、五条悟は私の弟とかもうほんとどうなってる？ってなったけど、こんなに可愛い弟が出来たんだ、私はラッキーなんだよそうだよって思ったらなんにも気にしなくなった。
それに記憶があるってことは、私の推しである甚爾救えるんじゃね？ついでに悟の大親友も救えてそのままナナミンも助けられるんじゃね？ってなって今ものすごく修行頑張ってます。

『と、まぁこんな感じなんです』

「なにが？」

『なんでもないよー！悟おやつ食べよ！』

「食べる！」

『今日はおはぎだってさ』

「えー」

『嫌なの？』

「ケーキ食べたい…」

『ここ和菓子しか出ないもんねー』

もうこの頃から甘党なのかな？って思うくらい悟はお菓子が大好きだ。
だけど、ここはあの五条家だからか洋菓子が出ない。
いやいやこの時代洋菓子出さないってなんなん？ってなりますよねわかります、わかりますよ。

『ならお姉ちゃんが作ってあげる！』

「作れるの！？」

『今度お母様にお願いして作らせてもらうから、今日はおはぎ食べよ！きな粉かかってるんだよ！』

「きなこ！」

『きなこ！』

なんて可愛いんだ私の弟…きな粉ってだけでそんなに喜ぶなんて…。




(尊い)
(と？)
(悟が大好きって意味だよ)
(俺も姉さん大好き！)
(んぐっ)

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