今世 五条悟(5) 曇天 ページ36
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モヤモヤと曇天とした空の如く心に広まるそれが分からなくてイライラする。
子供の頃の俺はなんで彼女を探したかったんだ?
確か…
「“彼の死に顔はとても穏やかだった“…ね」
これも意味がわからない。
だってめちゃくちゃ愛してた女に騙されてた挙句の果てにその女に殺されたんだろ?
全てを捨ててその遊女を選んだのに騙されて殺されてなんで穏やかな顔してんだよ。
普通に憎んだり怒ったりするもんじゃねーの?
「(そうだ、俺はあの男の最期が納得出来なかったんだ……だから唯一▅▅の最期を知ってるであろう愛囁天女を必死に探して……)……ッまさか!!」
『 領域展開
_____ドクンッ
無意識に俺の心臓が大きく跳ねる。
『この姿は久しぶりだなあ』
甘く痺れる匂いと薄ピンクのベールに隠れて見えるのは─書記に記された愛囁天女の姿そのものだった。
文字数の関係で短くなってしまいました。すみません
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武藤で無糖(プロフ) - みくさん» ヒョエーーー!そう思って頂けて嬉しい限りです。コメント凄いモチベになります!ありがとうございます߹ᯅ߹ (2022年11月8日 14時) (レス) @page28 id: 6b6a37760c (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - ヤバい...物語の進み方が好きすぎる...設定が好き....面白すぎます!夢主ちゃんのこういう感じ、めっちゃ好きです!! (2022年11月7日 20時) (レス) @page7 id: c22457a4d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:武藤で無糖 | 作成日時:2022年10月23日 15時